50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

文豪に愛された滝と吊り橋の温泉地塩原一人旅【1泊1万円以下の宿】②

では、塩原温泉1日目の続きです。

 

塩原で一番有名な滝と言えば、「竜化の滝(りゅうかのたき)」

3段の滝が、まるで竜が天に昇って行くようだとお付けられた名前です。

途中には、風挙の滝(ふうきょのたき)もあるはずで、楽しみにしていました。

 

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駐車場に車を留めて、いよいよと思ったら・・・

 

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という事で昇れず、やむなく看板を撮影(;´・ω・)

 

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ルート的に、次は野口雨情の石碑を探します。

石碑も滝も吊り橋も、住所が無いとカーナビ検索も難しい。

有名な橋はそれなりにヒットしますが、塩原の吊り橋も石碑も、自力で探す!

 

ということで、塩原温泉街に入る手前で、道路が上下に分かれます。

進行方向の道路を進むと、ありました!

赤いポストが目印の和泉屋旅館さんです。

 

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塩原に現存する最後の筒型ポストだそうです。

和泉屋旅館さんの玄関も渋い♪

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なかなか吊り橋が見つかりませんでした。

塩原温泉街方向に進むと、やっと七つ岩吊り橋がありました。

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ここの駐車場周りには、野生の猿がいました。

野生の猿が平気で道路を渡っている姿に唖然とし、写真が撮れませんでした(笑)

 

このほかにも、福渡不動吊り橋や仙人岩吊り橋、山ゆり吊り橋などがあるはずですが、見つからないまま「塩原ものがたり館」に向かいました。

塩原の吊り橋を制覇したいなら、塩原温泉街便利地図などを先にゲットするのが賢明ですww

今回は、雨が降りそうだったこともあり、ビジターセンターを飛ばしてしまったことが悔やまれます(-"-;A ...アセアセ

 

塩原ものがたり館には、紅の吊り橋があります。

ここで雨が降り始めてしまいましたが、小雨なのでまだまだ台風には負けないぞ!

 

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この橋の先にあるモミジが、真っ赤に染まるそうです。

この時期は、まだ早くて・・・11月2週目あたりが丁度良いそうです。

 

ものがたり館2階にあるカフェレストラン洋燈(ランプ)からの絶景。

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この塩原ものがたり館を挟んで、左に行くと上会津屋旅館さんにある国木田独歩の碑。

玄関前まで入らないとありませんので、チョッとコッソリ忍び込んでみました。

暗すぎて、画像の判別が出来ないため割愛しますww

 

塩原ものがたり館を右に出ると、満寿屋旅館さんにある与謝野晶子・鉄幹夫妻の碑があります。

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そして最後は、湯っぽの里へ。

湯っぽの里は、足湯が楽しめる室内の施設です。

湯っぽの里のホームページはこちらです。

 

ここで、夏目漱石長塚節室生犀星の石碑を探します。

夏目漱石

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長塚節

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室生犀星

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今回の旅では、明治の文豪の石碑を辿るという目標はクリアできました。

でも、なぜ塩原温泉郷に、これだけの文人たちがやってきたのでしょう。

これは、私の私見ですが・・・

 

元々塩原温泉には、御用邸がありました。

天皇家ではなく、皇族の方の別荘ということですが・・・

塩原ものがたり館のあたりにあったという御用邸が、高級な温泉地というイメージを作り上げていたという点。

そして、今は面影さえありませんが、鉄道が塩原温泉の近くまで走っていたという利便性。

別府は別府八湯で有名ですが、塩原は11湯とも言われ、1200年の歴史と6種類の泉質、7色の温泉が他に類を見ない温泉地だからではないでしょうか。

 

塩原温泉の詳しい情報はこちらです。

 

雨が少しずつ強くなってきました。

チェックインの3時になるので、このまま宿に向かいます。