2020年最初のひとり旅は、雪の会津と決めていました。
ところが、今年は雪がない!
でも雪を想定して予約しちゃったし…ということで、行ってきました。
電車の旅、面白かったけど、電車の運賃って高いねぇww
まさかのボックス席!
普通電車に乗ると、対面のベンチシート的な椅子が普通でしょ!?
私もそのつもりで、最寄り駅から各駅停車の電車に乗ったところ、まさかのボックス席。
旅情豊といえばそうだけど…こんなことなら、酒買ってくるんだったww
次に乗ったのは、新白河→郡山というラインだったけど、それはベンチシートタイプで、しかも使い古された感満載の、汚い電車だった。
珍しかったのはこれ↓
寝ている人じゃなくて、整理券の赤い箱。
えっ!バス!?…
でも、東北はこれが当たり前なんですって。
ここで乗車の時に整理券を取り、降りるときは車掌さんがいる後ろの出口で清算し降りるのが当たり前。
なるほどぉ~、よく考えられてますなぁ^^
郡山からは、磐越西線。
快速に乗れたけど、すっごくきれいな車両。
ただ、ほぼ満席だったことと、着後、すぐ乗車しなければいけなかったので車両の画像は、ありません^^;
正面の山は磐梯山。
猪苗代スキー場と、アルツ磐梯スキー場が見えます。
会津到着
会津駅到着! ですが、雪はまったくありません…残念です!
これが立ち食い蕎麦デビューです。
かき揚げをのせて490円。
でも、あまり美味しくはなかった。
冷凍蕎麦に冷凍かきあげだからねぇ。。
会津周遊バスで七日町へ
会津には、「はいからさん」と「あかべえ」という、街中周遊バスがあります。
1日乗り放題で、どちらも600円。
案内では、「はいからさん」はボンネットバスになっていますが、行ってみたら普通のバスでした。
七日町白木屋前下車。
七日町(なのかまち)と書いて、本当は「なぬかまち」と読みます。
ここには会津の漆塗りの歴史が展示されています。
もちろん、漆塗の商品販売もありますよ。
展示室の2階にあがる階段は、怖いくらいピカピカ。
漆塗りのバングルが素敵だったけど、高くて手が出ない(´;ω;`)
この後は、散策中に見つけたカフェ・「なぬか町茶房 結」さんへ。
この家には2件のカフェが入っています。
右側がお休みだったので、左の結さんに寄ったのですが・・・
小さなテーブルが3つあるだけの、本当に小さなカフェでした。
若い女性が一人でテーブルに座っていたり、バス停でも女性の一人旅らしい人を沢山見かけたり、会津は女性のひとり旅のメッカかもしれません。
相席をさせてもらっていただいのが、雪うさぎドリンクセット。
ジャムが美味しい♪
でも、コーヒーが……(豆から挽いていたのに不味い⇐私の個人的感想です)
次に目指したのが、利き酒ができるショップ。
目印はこれ↓
この建物は、会津パティオというアンテナショップがいくつか入っているものです。
会津庄助蔵さんは、奥まで入った左手にありました。
つまみと酒3種で800円。
つまみは、会津名物「にしんの山椒漬け」。(ちょっと生臭く感じた)
今回は濁り酒三種を、お店の方に選んでいただきました^^
どれも甘くて、甘酒を飲んでいるかのよう^^
会津七日町を歩きながら見つけた、昔懐かしい建物を幾つか紹介しますね。
こちらは新選組関連の展示があるのですが、当日は改装中で入れませんでした。
駅舎の中はカフェもあります。
止まっている赤いバスが、周遊バスのあかべえです。
この後、はいからさんに乗って鶴ヶ城を目指しました。
鶴ヶ城は時々行っているので、今回は新島八重の生誕地を目指します。
バス停からは歩いて10分程度。
数年前のNHK大河ドラマで知った女性ですが、強い人という印象があります。
そしていよいよ東山温泉に向かいます。
予約していたのは、「月のあかり」という宿です。
素泊まりがメインのような宿で、宿で夕食を食べる場合は、自分で部屋に運んでくださいというシステムです。
温泉だし、特に良いかと思って予約したのですが、これが失敗!
じゃらんのページが詳しいようなので→https://www.jalan.net/yad323735/?screenId=UWW3701&smlCd=071712&yadoDetailMode=1&dateUndecided=1&yadNo=323735&distCd=01
比較的きれいなお宿だったので、ひとまずは安心。
ところが部屋に入ると、引き戸がきちんと閉まらない。
浴衣はあるけど、丹前がなくて寒いww
お風呂に入ろうと向かったところ、お風呂の入り口にはこんなものが^^
シャンプーバー♪
これは嬉しい! と、カップにプッシュしてお風呂へ。
脱衣所もきれいなんだけど、備え付けのドライヤーが一つ壊れてたww
チェックしていないみたい。
ほんのりと硫黄臭を感じるお湯。
これは私の感覚でしかないけど、ゆっくり入れないお湯だった。
私は本来長湯好きで、最低でも1時間は余裕でお湯を出入りしてるけど、今回はそれがあまりできず…中途半端にお湯が熱かったからかも。。
そして夕食。
1階のロビーから台車を押して自分で運んできました。
松花堂弁当とすきやき付き。
ご飯はジャーごと。お味噌汁はパウダーのもの。
ご飯は、いわゆるチンご飯。
すき焼きは不味くて半分残し、フルーツはアレルギーで食べられないので遠慮しますと予約で伝えたのに無視された模様。
悪口ばっかり書いているようだけど、素直な感想なので(m´・ω・`)m ゴメン…
サイコーだったのは、マッサージ。
外から人を呼んでもらい、直接お支払いするシステムだけど、これが物凄く上手だったの。
月に1~2回は、いろいろなマッサージを試している私だけど、今までにないくらい気持ち良くて、身体が軽くなりました。
歩き疲れてパンパンだった足も、数日はハリも感じなくて、これだけのために、また行きたいと思えるくらい(笑)
翌朝も、とりあえずは朝風呂。
そして朝食。
朝食はロビーでなんだけど、私が一番遅かったらしく、お味噌汁が煮詰まってた^^;
納豆がなかったら、朝ご飯を食べれないレベル⇐私てきには・・・だけど。
2日目は会津武家屋敷
バス停の東山温泉駅までは歩いて10分くらい。
バス停で時刻をみたら、バスより歩いたほうが早いようなので、そこからまた10分くらい歩き。
東山温泉の入り口にある向瀧旅館。
雪が降っていたら、さぞかし・・・と思わずにいられません。
武家屋敷には、まだあまり観光客の人はみえませんでした。
会津藩家老・西郷氏の家。
西郷邸の中で、殿様を迎える専用の部屋。
この西郷邸は、会津戊辰戦争の際、家に残った婦女子全員が自害した場所としても有名です。
そうしたストーリーを見聞きしているこの年齢だからこそ、刺さるものがありました。
会津武家屋敷をさっと見たら、御薬園に行こうと計画していたのですが、ここで2時間近くを過ごしてしまい、駅に向かう周遊バスでは間に合わず、結局タクシーになっちゃいました。
駅では前日の駅蕎麦のとなりにある、蕎麦屋さんへ。
会津山塩を使った塩蕎麦を食べてみました。
最初はお蕎麦の味が際立って、おいしい!と思ったのですが、食べるのが遅い私には不向きでした。
残り1/4くらいになると、お蕎麦に塩が入り込み、蕎麦自体が塩辛くなってしまって。。
食べられないほどではありませんが、ちょっと残念。
お蕎麦は美味しいお蕎麦でした。
会津鉄道⇒野岩鉄道
1輌だけの単線ですが、思いのほか満席でした。
私は早めに乗ったので、ボックス席に座っていたのですが、発車前に「ここ良いですか?」と男性が。
もちろん「どうぞ」です。
田島に着くまで、楽しいおしゃべりタイムになりました。
彼は千葉から来た人で、前日は新潟まで電車で行ったそうです。
今日は新潟から鬼怒川を目指しますとのこと。
なんでも、1日中電車にのって、川と山の風景をビデオに収め、それをパソコンに取り込んで時々見返すのが趣味とか。
いろんな趣味の人がいるものだと思いました。
特急なので、普通は特急料金が必要ですが、田島から下今市までの下りは、普通料金で乗れちゃうというお得区間。
車内もきれい。
椅子は新幹線と同じでリクライニングもできるし、コンセントもあります。
道中、雪をみたのはこのあたりだけ。
この後、上三依塩原温泉口で下車。
風が冷たい!
塩原温泉バスターミナルまでは200円。
そこから最寄りの西那須野駅までは1000円弱。
駅から電車にのって、車を置いた駅まで向かい、帰宅しました。
電車の旅は自由に飲めるのが良い!
でも、運賃が高い!!