50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

県民なのに知らなかった世界遺産に行ってみた【日光山輪王寺】

栃木県民限定県内旅行のクーポンで、奥日光湯元ホテルに1泊の旅です。5000円ゲットできたので、今回は少しお高めのホテル。

 

合わせて、今まで素通りしていたところにも、足を運んでみました。目指したのは日光さん輪王寺東照宮は、来客を案内したり、友達とドライブに行ったりと、かなり頻繁に出かけます。でも、裏側にある東照宮駐車場から、真っすぐ東照宮に入るだけというのが普通で、周りは行った記憶がありません(;´・ω・)

 

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日光山輪王寺

輪王寺は、東日本最大の木造建築。画像は、三仏堂といって、中に3体の仏様が鎮座されています。真ん中に見える看板のような緑色のものさえも、畳6畳の広さだそうです。

 

千手観音(男体山の神様)・阿弥陀如来(女峰山の神様)・馬頭観音(太郎山の神様)の3体で、千手観音をお父さん、阿弥陀如来をお母さん、馬頭観音を子供と見立て、家族の安泰を見守るともいわれています。

 

馬頭観音の座像なんて、ここで初めてみました。道路わきにある、石に刻んだ馬頭観音という文字しか、見たことがなかったですもの。

 

またこれらの仏様は、座像としては日本一の大きさだそうです。

 

そもそも日光山輪王寺は、日光内にある寺院の総本山的な位置にあるそうです。それぞれの住職たちは、自分の寺に行く前に、必ず輪王寺にきて、毎朝欠かさず、日本の平和を願う祈祷を行うそうです。

 

輪王寺の御紋は、四つ割り菊。明治までは、皇族の方が寺に入れていたそうで、門跡寺院の一つだったそうです。

 

900円の入館料を払うと、中の座像まで案内していただけて、家光公のお墓のある大猷院霊廟も拝観できるとのことだったので、迷わずそれをセレクト。

 

日光山輪王寺までの道のり

東照宮門前町を歩こうと思った私は、大谷川河川敷駐車場、もちろん無料に車を停めました。ここから東照宮までは、歩いて30分ですが、実はずっと昇りです(;^_^A すっかり忘れてましたww いつもは車でスイスイ行くので。。

 

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ずっと先に見えるこんもりした山が、世界遺産への入り口です。相当遠いよねぇ。。

 

途中のお店を覗きつつ・・・

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日光プリンを買うお客さんで、いつもは行列ができるお店です。この日は、時々雨がパラツク天気だったせいか、それほどでもありませんでした。帰りの日曜日は、道路の両側に車が停まり、お店の前は密でした^^;

 

世界遺産の入り口「神橋」です。

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で、こちらが世界遺産への登り口。

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こちらの表参道から入るのは初めてですが、趣があります!途中、参道脇には、お店も数件ありました。

 

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そして到着したのが、輪王寺の入り口です。

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お坊さんが手慣れた様子でガイドをしてくれます。ただ、お守りを売りたい感が伝わってしまって、営業やなぁと印象が否めませんでした。

 

出口で、お線香を購入。もうすぐお盆ですから^^ 箱も開けず部屋に置いている状態ですが、伽羅の良い香りがします^^

 

輪王寺大猷院霊廟へ

輪王寺を出ると、東照宮の表参道になります。正面が東照宮ですが、今回はパスして、左に曲がります。

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まず見えてくるのは、二荒山神社

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実は奥日光にも、この神社の中宮があって、御朱印をいただいたことがるのですが・・

宮司さんたちが、けんか腰に大きな声で言い合っているという場面に遭遇し、あまり良い印象がないので、今回はパス!

 

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二荒山神社を過ぎると、見えてくるのがこの大猷院霊廟です。門が4つもありますし、階段だらけで、息を切らしながらのお参りです。

 

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この奥が、やっと大猷院霊廟です。ただし、お墓はもっと上にあります。

 

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ちょっと東照宮を地味目にした感じかなぁ。。でも、説明がちょうど終わりに差し掛かるところとのことで、拝観順路を先に歩いてきてくださいとのこと。

 

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拝観順路にあるこの奥が、家光公の墓所です。大きな燈篭があるそうで、その下に今も眠っておられるとか・・・

 

家光公は、家康公をとても尊敬しており、東照宮を今の形にしたのも家光公。そして、自分の死後は、家康公の近くにという遺言だったそうです。

 

この墓所が明けれるのは、家光公の命日と、徳川宗家が年に1度お参りにくるときだけということです。

 

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3つ目の門にある鳥摩擦勅伽(うまろきゃ)という仏様です。日本に唯一、大猷院霊廟の夜叉門に安置されているのですが・・・膝に増が! これが膝小僧の語源だそうです。(◎_◎;)

 

そして手に持っている小さな弓矢が見えますか?これが破魔矢の最初だそうです(◎_◎;)(◎_◎;)

 

破魔矢を買うと、羽を上にして神棚に飾っていませんか?これは、逆なんですって。未来を切り開く意味で、矢は上、羽は下だそうです。

 

また、玄関などの置く際は、矢じりは玄関の戸口に向けて飾るのが良いそうです、玄関から入る悪気を追い払ったり、良い気を招き入れたりするそうです。

 

帰り道にカフェ

お昼を食べるタイミングがありませんでした^^;ということで、駐車場に向かいながら、途中のカフェでコーヒータイム♪

 

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バラが咲いている時期は、さぞやキレイでしょうねぇ。。頼んだのは、シフォンケーキとモカ

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これがこの日のランチです^^;

 

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一息ついたの、これから駐車場に戻り、奥日光を目指します。

 

途中の道で、目についた花

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最近、このアジサイをよく見るようになりました。

 

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東武日光線の線路脇。手で掴んでもまだ先端が出るほどの大きさです。フサフジウツギという外来種で、毒性があるそうです。

 

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ビロードのような厚い葉が珍しいと思ったのですが、やはり外来種で非常に競争に強い植物であるため、好ましくないらしいです。名前は、ビロードモウズイカ

 

駐車場に到着し、4時間も歩いていたことに驚きました。さぁ、温泉目指して出発です!

 

ホテルなどの様子は、順次公開していきますね^^