今年の5月に発行された、栃木県内旅行クーポンを使って、塩原温泉福久寿苑さんにいってきました。
選んだ理由は、わんこも温泉に入れるから♪
福久寿苑チェックイン
私たちが泊まったのは、9月26日。まだ台風の影響が残り、天気はやっと持っているといった状態です。
午後2時頃、雨がポツポツ落ち始めたので、宿に電話し、予定より1時間早いがチェックインさせてもらえないかとお願いしました。
少し間が開いた後・・・ダメかなぁと心配してました・・・大丈夫ですよ、どうぞと言っていただき助かりました。
少し左に細い道をおりますが、左カーブを過ぎるとすぐにホテルがあります。上の塩原街道からみると、左手に犬の可愛い絵がありますので、見つけやすいと思います。
入り口です。
とりあえず車は入り口近辺に停めて、キーを渡して移動してもらうシステムです。検温はありませんでした。
宿の斜め前は、清琴楼さん。
清琴楼は、尾崎紅葉の書いた金色夜叉の舞台にもなった宿です。こちら側は、当時の宿をそのまま保管しているようです。
一村十二戸、温泉は五箇所に涌きて、五軒の宿あり。ここに清琴楼と呼べるは、南に方りて箒川の緩く廻れる磧に臨み、俯しては、水石のりんりんたるを弄び、仰げば西に、富士、喜十六の翠巒と対して、清風座に満ち、袖の沢を落来る流は、二十丈の絶壁に懸りて、ねりぎぬを垂れたる如き吉井滝あり。東北は山又山を重ねて、琅かんの玉簾深く夏日の畏るべきを遮りたれば、四面遊目に足りて丘壑の富を擅にし、林泉の奢を窮め、又有るまじき清福自在の別境なり。
~ 続々金色夜叉より ~ 清琴楼さんのhpから拝借しました。
一村十二戸、温泉は五箇所に涌きて、五軒の宿ありとは、当時の塩原温泉の様子です。
福久寿苑さんの部屋
部屋までは土足です。部屋の入り口に、わんこ用の足ふきタオルやコロコロなどが用意されていました。
部屋は和室です。
飲み物のメニューが豊富です^^
冷蔵庫の中も、アルコール以外はオレンジジュース2本だけww 上についたいた霜の塊に、思わず爆笑しました。17時からは、生ビール飲み放題があるのですが、チェックインが早かったので、久しぶりのびんビールをいただきました。
テーブルのいたるところに、こんな犬のガジガジの跡が(笑)なごむぅ♪
犬の温泉♨
ホテルの受付の反対側、人間用お風呂の入り口右側に、犬用温泉の部屋があります。
タオルがたっぷり用意されてます。
ドライヤーは業務用のブロワー、ビニールのエプロンもスタンバイ!
で、こうなりました↓
左アトム「父ちゃん、気持ちいいぜ♪」
右レオ「眠りそうだぁ・・・」
福久寿苑のお風呂
正直に言っていい? 人用のお風呂は、イマイチだったなぁ・・残念。
男湯と女湯が、夜の9時に交換されます。が、最初に入った女湯がぬるくて、お風呂からあがるタイミングが無いほどでした。
お湯は単純泉で、柔らかいお湯です。外に露天風呂を作ってあったのですが、建物と建物の間の、軒下といった場所で、くつろげませんでした。
脱衣所。
お風呂の中。
シャンプー、リンス、ボディーソープ、フェイシャル用ピーリングジェルが常備されていました。
湯舟です。かけ流しではあります。
温泉の成分表です。
おかしいなぁ・・・源泉の温度は54度とあるんだけど。。メタケイ酸101.4mgとあるので、じゅうぶん美肌の湯なのに、なんかもったいない感じです。
福久寿苑さんの夕食
米どころ栃木の新米の季節ですから、お米はピカピカつやつや、ふっくらで美味しかったです。
刺身も切り身が大きくて、しっかり食べ応えがありました。海なし県に住む栃木県人は、海産物の味には、ちょっとうるさいんですよ(笑)
ごくごく一般的な夕食でしたが、味も量も満足です♪
福久寿苑さんの朝食
嬉しいことに、塩鮭の切り身が大きい! これだけで、ご飯2膳はいけちゃう・・・けど、必ず胃がもたれれるので、茶わん軽く1杯だけいただきました。
真ん中の拍子切りは大根です。この時期、塩原大根が最盛期なので、たぶんどこでも何かしらの料理に使っているはずです。
いつも行っている塩原だし、どこかに寄りたい場所もなく、そのまま家に戻りました。途中、犬たちの休憩で寄った場所も、こんなにどんよりです。
もうすぐ新蕎麦だなぁと、次のドライブに思いを馳せて帰路につきました。