50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

温泉ないけど行ってみた「山本不動尊」福島県棚倉町

まだ桜が咲くより、少し前の話になってしまいます。が、あくまでも、私の放浪の記録なので、書いておこうと思います。

 

 

地元では有名なお不動様らしい

 

福島県棚倉町のはずれにある山本不動尊は、地図のPとある場所が駐車場です。駐車場にはトイレも併設されていました。

 

ずっと奥に行くと、行き止まりがキャンプ場らしく、川沿いを歩くと小さな滝もあるそうです。←行かなかったけどww

 

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駐車場の先の橋を渡ると、入り口には疫病退散の大きな絵馬があります。ここから先に続く道は石畳で、まだ固い蕾を付けたシャクナゲが沢山ありました。

 

2021年4月16日の今日あたりは、きっとキレイに咲いているのでしょうねぇ。。

 

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咲いているのは、梅です^^;

 

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護摩殿の手前で、もう一度橋を渡ります。その橋の上の木にあったのが・・・

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中で寝ているのかなぁなんて思いながら、静かに通過^^

 

護摩殿です。

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ここに行った目的は、奥の院に登ること。護摩殿の脇にある階段をおり、赤い橋を渡ります。目指すのはここ↓

 

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階段は130段だそうですが、1段1段の幅が狭いことと、石が組んであるので、傾きがバラバラで、少し登りづらかったです。

 

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不動明王につきものの、三十六童子が階段の両側を固めます。

 

三十六童子とは

不動明王の手足となって、実務を担う役割を持っています。童子1人が、さらに1千万の家来を従えていて、それぞれの役割を遂行するのだそうです。

 

三十六童子の名を唱えると、悪霊は退散し、唱えたものを背後から守護し、長寿をもたらすと伝えられています。

 

山本不動尊奥の院

足元を見ながら、ひたすら登りました。

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岩を掘って納めらていますが、この場所から左上の岩場に、不動明王のお顔が現れているとされています。ひたすら凡人の私には、まったく分かりませんでした。

 

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開山は空海とありますが、世の中に様々ある空海伝説の一つでしょうか。開山ではなく、開祖という意味ではないかと思うのですが・・・

 

不動尊とは

不動尊とは、不動明王の貴んで呼ぶ時に使われます。親しみを込めて「お不動さん」と呼ばれることもあります。

 

空海が持ち帰った真言密教の根本尊は大日如来ですが、不動明王はその化身といわれています。

 

世を拗ねて、どうにもならない悪人までも、その怖いお顔で校正させ、極楽浄土に導こうという、実はとっても慈悲深い明王様です。

 

梵字が使われることでも知られているかと思いますが、不動明王にも梵名があります。「アチャラ・ナータ」というのがそれです。アチャラは動かないという意味を持ち、ナータは守護するものという意味があります。

 

揺るぎない守護者というのが、不動明王の本質です。

 

そして、礼拝するときは、次のような言葉が一般的です。

 

ノウマク サンマンダ バザラダン カン」

ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン」

ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン」

 

これらの言葉を真言といいます。真言密教は、とっても宇宙的な宗教のため、私には説明できません^^;

 

これを唱えて、守っていただけるなら、なんと有難いことか!?実際に山本不動尊に行ったときは、実は知らなかったのです(´;ω;`)ウゥゥ もう一度行って、必ずこれを唱え、三十六童子の名を読みながら階段を上がろうと思います。

 

御朱印帳も忘れてしまったので、次こそは!です^^

 

山本不動尊を見つけた経緯

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実は夫が、この数日前に道を間違えて、山本不動尊にたどり着いたのです(笑)そして、すごい場所を見つけた!と私に報告してくれたのが切っ掛けになりました。

 

迷い込んだところが、こんな凄いお不動様なら、きっとご縁があるはずだし、導きかもしれないと思う、さっそく出かけてみたのです。

 

境内には、こんな大きなフキノトウも♪

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まだまだ寒い時期でしたが、それなりに人がいました。花の時期は混むだろうから、密を避けて、また行きたいと思います。

 

温泉が無い地域なので、寂しいなぁ(苦笑)