50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

久しぶりのThe 温泉! 塩原元湯温泉ゑびすやさんデビューしました(*^^)v

ずっと行きたくていたのに、なかなかタイミングが合わなくてお泊りに行けなかった憧れの宿です。泊まれないなら日帰り温泉で!ということで、行ってきました。

 

ゑびすやさんのホームページはこちらです

 

塩原温泉発祥の地 ゑびすや

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今日は、あいにくの小雨模様の天気でした。露天風呂のないゑびすやさんには、うってつけの日だと、出かけてきました。

 

ゑびすやさんの周りや、道中の木々は、まだやっと芽吹いたばかりの感じです。玄関を入ってアルコール消毒。検温はありませんでした。

 

左側のフロントで500円を払い、紙に名前と住んでいる市町村名、携帯番号を書いて渡します。

 

なんかねぇ~・・ロビー周りが、すでにとっても落ち着く雰囲気で(笑)

 

この階段を下りていくと、浴場は右手のドアになります。

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ドアを入ると、右側が男湯、左側が女湯です。自分が履いてきたスリッパの目印にと、色とりどりの洗濯ばさみが置いてあって、嬉しい配慮ですね。

 

私は、旅行に行くとき、洗濯ばさみをもっていくのですww だって、誰かが履いたスリッパを帰りに履いて戻るのって、嫌じゃない!?

 

脱衣所はこんな感じです。

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貴重品は、持ち込まないほうが良いみたいですね。コンセントも無いので、女性は髪が濡れないような準備や工夫が必要です。泊まりなら、部屋にコンセントやドライヤーが準備されているのでしょうが・・

 

入り口のドアも、温泉の成分でこんなでした。これぞ温泉!

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独泉だったので、浴室をパチリ★

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画像が変!? 画素数が極端に低いような・・私、何かしたかなぁ(苦笑)

まぁ、ここから源泉がコポコポと音を立てて湯舟に流れてきます。時々止まっては流れるの繰り返しで、流れ出して勢いがつくと、湯花も一緒に流れ込んできます。

 

湯舟です。

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薄く緑がかった柔らかいお湯で、心地よい硫黄臭がします。

 

床は滑り止めのバーが施工されていいて、至れり尽くせりですね。ただ、シャワーの温度がなかなか上がらなくて・・・出しっぱなしの時間が長かったです。

 

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窓にすのこが、また良い感じでした。今日の少し雨模様だったこともあり、この隙間から靄が流れ込んできたのです。それがまた、とっても良い雰囲気を作ってました。

 

出たり入ったりを繰り返し、小一時間ほど楽しんであがりました。が、お隣は大浴場で、男湯ですが、梶原の湯が併設されています。

 

ぬる湯の梶原と、熱めの弘法の湯に同時に入れたら、2時間くらい滞在していたかもしれません。次は泊まりで梶原にも入りたいと思います。

 

お風呂上り♪

弘法の湯を上がった右手に、梶原の湯を飲める飲泉所があります。紙コップ1/4くらいを、毎食前と寝る前に飲むと良いそうです。

 

決して美味しくはありません^^;マグネシウムが含有されているので、便が緩くなるかもしれないですね。

 

この梶原の湯を使って、昔は胃腸薬が作られていたそうで、証拠の画像を撮ってきました。

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続いて、温泉成分表です。

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弱酸性ですが、メタケイサン含有量が多い美肌の湯です。とっても柔らかくて、肌馴染みの良い湯でした。

 

塩原温泉発祥の地

塩原温泉の発祥は、弘法の湯だと、私はずっと思っていたのです。なぜかというと、日本昔話に、次のようなお話があったからです。

 

弘法大師空海が、日本中を行脚していとき、今の塩原元湯地区に立ち寄ったそうです。喉が渇いていたので、近くにいた農婦に、水を1杯所望しました。

 

チョッと待っとごれ!といった農婦は、どこかに行ってしまいました、待てといわれた弘法大師が、しばらく待っていると、茶わんに水を入れた農婦が、息を切らしてやってきたそうです。

 

実は下の川まで、弘法大師のために水を汲みに行ってくれたのです。それを知った弘法大師は感激し、杖を一振り、地面に突き立てたところ温泉が湧いたという話でした。

 

これを知ったのは、子供がテレビで日本昔話を見ていたときで、すでに大人に私は思ったものです。

 

そんなんで温泉が湧くなら、水が湧くようにしてやれや!っていうか、自分が飲む水くらい、その杖でどうにでもなるんちゃうんかい!

 

まぁ、どこにでもある弘法の都市伝説の一つでしょう。

 

実際は、梶原の湯が塩原最古と知ったのは、つい最近のことでした^^;