磐梯熱海温泉の共同湯「霊泉」元湯に行ってきました。
磐梯熱海温泉共同湯「霊泉」元湯駐車場
磐梯熱海駅側から入ったのですが、駐車場のある建物を想像していたので、「到着しました」というナビの音声があっても通り過ぎてしまい、グルグルと3周もしてしまいました(^▽^;)
私が停めたのはここです。建物は、旧湯本元湯旅館さん。5台から6代の車が停められます。
他に、駅前広場のある足湯の正面、わかさやさんの横に2台分。旧湯本元湯旅館さんの建物を通過して右手にある砂利のスペースが駐車場です。
行く前にパンフレットで確認していくことをお勧めします。
磐梯熱海温泉共同湯「霊泉」元湯へGO!
駐車場脇にある路地を進みます。
電気が点いている場所が入り口です。行ったのが8月31日だったので、500円で入れましたが、9月1日からは大人は600円に値上がりしています。
玄関を入って左側のカウンターで料金を払います。そのカウンターの正面にある通路が、温泉に続く廊下です。温泉までは、靴はそのままで進みます。
奥が女湯です。
入り口を入ると、靴を置くための棚があります。
無料のロッカーと脱衣籠。鏡と流しはありますが、ドライヤーや化粧水、乳液などのアメニティはありません。
浴室内にシャワーは1か所ありましたが、水圧がなく、ほとんど出ません。源泉と書かれた水道もありますが、まったく出ませんでした。
シャンプー・リンス・ボディーソープの類も一切ありません。皆さん自分で持ち込んだものを使用し、お湯は湯舟から直接洗面器で汲みながら洗っていました。
源泉温度50.4度のお湯が、小さな浴槽に注がれています。ナトリウムイオンとメタケイサンがやや多い、アル単泉です。こちらは、郡山市が管理している源泉だそうです。
大きな浴槽に注がれている源泉の左側は、硫化水素イオンが含まれているため、若干硫黄臭がします。
そして、この29.5度のお湯は、磐梯熱海温泉の霊泉と言わしめる名湯です。こちらは、大きな浴槽に、右側のパイプを使って注がれます。
両方の源泉が混ざることで、湯音は微温湯温泉さんに近い30度前後。大好きな「あつ湯」と「ぬる湯」の交互浴。しかも、どちらも源泉が注がれているなんて・・・気持ちよすぎて、帰るタイミングがありません。これが水曜日じゃなかったら、泊まる宿を探したくなるくらい、いわゆる「人をダメにする温泉」です( ´艸`)
磐梯熱海温泉名湯「霊泉」の理由
皮膚病(特にアトピー性皮膚炎など)に効果があるという温泉は沢山あります。でも、この磐梯熱海温泉霊泉ほど、それを感じた場所はありませんでした。
何しろ、地元マダムたちが、4リットルのペットボトルや、水を入れるポリタンクを沢山持ち込んで、この霊泉を汲んでいくのです。
子供がアトピーで、薬の使いすぎが気になって、教えてもらったこの霊泉に通っているというママさん。2週間に一度ここに通って、冷泉を貰って帰るのだとか。息子さんが、自宅のお風呂を上がるとき、この霊泉を身体に塗るようにしていたところ、今年の夏はとっても楽になりましたって(◎_◎;)
一緒にお風呂に入っていた40代くらいの地元マダム。身体に赤い点々が沢山あって、アトピーかなと分かります。でも、ここに通い始めてはや2年。以前の半分もアトピーが出ないそうです。顔がただれたようになっていたのも、キレイに治ったそうで・・・
温泉って、本当に不思議だと思います。次に行くときは、私も温泉をいただいてこれるように、容器を持参します。特に、暑い夏は毎日でも入りたい温泉でした^^
ランチは地元の「あたみ食堂」さんで
表かもまずまずだったので、ラーメンを食べたくて向かいました。
駐車場は、建物の脇側にあります。4~5台くらい停められそうです。
赤文字がおすすめだろうと見当をつけ、お願いしたのはもやしラーメン。
麺は通常の半分か2/3程度に減らしているようですが、もやしがたっぷり1袋分はありそうです。あんかけで冷めないこともあり、食べるのに苦労しました(^▽^;) ただ、罪悪感なく食べられるのは嬉しいですよね(笑)
結局、食べきれないまま満腹に(;^_^A 普通のラーメンにしておけばよかったですww
味は・・・あくまでも私の好みですが、元々のラーメンのスープがお湯みたいで、あんかけと混ざってなんとか食べられるレベルになったかなぁという感じでした。
まとめ
今までは、磐梯熱海温泉の上を走る高速で、ただ通過するだけの場所でした。自宅からほぼ100キロ。下道だけで2時間もあれば行けるだけに、特に興味もないまま今にいたったわけですが・・・
のんびり湯治をしながら、お湯に浸かったり散歩をしたりして過ごしたい場所になりました。