50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

10月21日福島県南会津町「斉藤山」登頂! 限界を実感しました(;^_^A

10月21日晴れ。かかった時間5時間30分。休憩時間44分。登りで3時間14分。下りが2時間8分。登り下りとも787m。今までの最長距離、往復ともそれぞれ4km歩きました。

 

山が急なので、同じ斜面をジグザグに登山道が作られている感じです。そして、今回は遭難しかけたり、滑落したりの限界登山でした(-_-;)

 

斉藤山への駐車場

tozanguchinavi.com

 

グラウンドみたいに広い無料駐車場があります。でも、トイレはありません。近くの会津長野駅にも行ってみたのですが、無人駅でトイレは封鎖されていました。

 

なので、駐車場に入る前に、近くのコンビニや道の駅でトイレを済ませておくことをお勧めします。登山道の中にもトイレはありませんので、注意してください。

 

電車で会津長野駅を降りた場合は、ホームの端にある階段を下りて、線路を渡れば、正面が雷神様コースの登山口です。

 

さて!斉藤山に登るぞ!!

駐車場から野岩鉄道の線路を渡ります。線路の先、中央に見えるのは二股山です。

 

線路を渡ると、正面に登山口の表示があります。左が雷神様コース。右が早生栗コースです。私たちは左の雷神様コースをセレクト。

 

道路を少し歩くと、入り口の看板があります。

 

そして登山道の入り口には、電気柵。これを自分で開けて通ります。もちろん通った後は、しっかり閉めておきましょう。

 

いったん、雷神様にお参りです。

 

「無事戻ってこれますように」…この時、お祈りしたご利益があったのかもと、後で思うことになります。

植林された杉林のなだらかな道を歩きます。登山道がふかふかで、とっても歩きやすかったです。

 

この辺りから、雑木が多くなり、登山道もキツクなってきました。

 

でも、始まったばかりの紅葉に慰められます(⌒∇⌒)

 

ロープがあるほど傾斜が急だったり、階段があったり・・・ここは、見晴台少し手前の急坂です。

 

ここが、早生栗登山道との分岐にもなっています。

 

田島方面です。

 

下郷方面です。ここで10分ほど休憩。チョコレートとカロリーメイトを食べました。

 

この辺りの山は、尾根が平たく見える山が多くて・・・中央奥に見えるのが、舟鼻山’ふなはなやま)です。近くに見えますが、昭和村になるようです。

 

見晴台を過ぎた途端、こんな楽しい道♪ このまま頂上だったら、サイコーなのですが( ´艸`)

 

10分ほど歩いたら、ここです。。さっきの広い登山道は、作業用の道路だったみたいです(^▽^;) 見晴らし台に簡易トイレが置いてあるのが変だなぁとは思っていたのです。ただ、その簡易トイレは現在は使えません。

 

実は下りの際、作業用軽トラが停まっているもっと先に降りました。本来なら、同じ登山道の入り口に戻らないといけないのですが・・

 

ここからは、もうほとんど階段です。田代山みたいな不規則な階段ではないので、リズムは掴みやすいのですが、でも、嫌いな階段であることに変わりはありませんww

 

この辺りまで登ると、紅葉も進んでいるのが分かります。

 

うっぞーーー! さっきの見晴台から400mしか進んでいないなんて(´;ω;`)ウッ…

 

木々の隙間から下界が見えました。ここで小休止。

 

ここを登ればきっと・・・

 

いえいえ・・・着いたのは、ヘリポートでした(;^_^A この少し下にある鉄塔と反射板のある場所で、軽トラに乗ってきたという作業者の男性2人がお弁当を食べていました。少し上に行くと、見晴らしがよいところに出るよと教えてくださったのです。

 

頂上は、右の矢印の先にあります。でも、ここでランチです♪

 

いつものように、おにぎりと今回はミカンを3個。お味噌汁。チョコレートとグミ、カロリーメイトです。食べている途中で、ジェット機の音が。見上げたのですがどこにもいなくて、前をみたら、山の頂上すれすれぐらいを2機飛んでました。

 

二股山手前でお腹を見せるように旋回し、左方向に飛んでいったのですが、カメラで撮る余裕もなく、凄い!と言いながら見入ってしまいました( ´艸`)

 

お腹もいっぱいになったので、頂上に向かいます。

 

3枚目の写真は、男体山方向です。天気が良ければ、富士山が見えるとのこと。

 

ここからは下りるだけです!でも、その安心感が危険なんだと、今回は実感しました。

山頂から少し下りた場所に、三角のルート(軌跡)があります。ここが私が通った場所です。

 

下山ルートの看板を途中で見落としてしまいました。でも、道はあったので、気が付かないまま直進。途中であった作業中の男性2人(鉄塔であった方です)に、このまま下りられるか夫が確認したところ、下りられるけど、最後が急だから気を付けてと言われたそうです。

 

夫も、ジグザグ下りるより直線で下りたほうが早いからと、そのまま進んでみたのですが、結局最後の急坂と言われた場所まではいかず、左の進路を変えました。

 

結果、登山道ではない山肌を横歩きする形になりました。山が急なことに加えて、雑木ばかりなので、地面がふかふか過ぎて踏ん張りが効きません。何度も転びながら、途中で、もうここで一晩過ごしてやろうかとヤケにもなりながら、なんとか登山道に戻りました。

 

その戻った先が、登りにあった軽トラの数メートル先だったのです。夫は山育ちの人なので、スイスイと先に行き、姿が見えることも声が聞こえることもありませんでした。アプリを持っていなかったら、本当に方向が分からなくなっていたかもしれません。

 

登山道にある人工物の杭が目に入った時は、本当にほっとしました。帰りこそ要注意!って、本当です。

 

やっと下りた登山道から10分ほどで、また見晴台に戻ります。ここからは、早生栗コースを下りていきます。

 

ほぼほぼ細い尾根コースですが、急坂です。途中で登山道を見失いそうになる場所もありますが、こちらではないよとロープを張って進行を止めてくれています。

 

早生栗コースも、階段が沢山ありました。階段を下りて右足が下の階段に届いた瞬間、膝から力が抜けて、2mくらい滑落です(-_-;) これが急な谷だったら・・・と。。

 

顔を何かで引っかき、膝をぶつけました。その膝のぶつけたところが、丁度窪んでいるところだったらしく、しびれて立てません(>_<)

 

最初は骨折か筋をやったかと焦りましたが、しばらくすると立てるようになりました。ここでも仰向けに寝転んだまま、ここで1泊しようか考えましたよ(笑)

 

食料や水は予備を持ってるし、合羽もあるので寒さはある程度しのげるし、熊がきたら諦めようかなみたいなww

 

何とか下りた早生栗の出口。早生栗とは、この木のことなんですね(◎_◎;)

 

また電気柵を開けて一般道へ。

 

あの鉄塔の見える山に登ったんだよと、涙が出そうになるほど感動しました。

 

温泉は一番近い弥五島温泉

ここは、単純泉ですが、いつも清潔な印象です。300円の入湯料と30円の消費税で330円で入れます。ドライヤーはありますが、アメニティ関連は自分で持っていくか、窓口で購入します。

 

以前、駒止湿原に2回目に行ったときに、ここに寄りました。

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

南会津町は、思ったほど温泉がなくて、赤岩荘近辺か会津高杖や湯ノ花温泉側の通りにしかありません。121号線沿いでは、貴重な日帰り温泉施設です。

 

まとめ

自分の体力を過信しちゃいかんね(;^_^A 3時間程度のハイキングで、見晴らしのいい頂上でおにぎり食べて帰ってきて、温泉入って、帰宅後は昼寝というパターンが一番幸せだと身に沁みました。

 

次回からは、のんびりハイキングにペースダウンしようと思います(⌒∇⌒)