50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

低山ハイキング茨城県大子町「奥久慈男体山」と「月居温泉」

2023年3月3日(金)、久しぶりにダンナちゃんと一緒に、低山ハイキングに出かけてきました。お天気は晴れ。

 

歩いた時間:3時間39分(内休憩時間28分) 登り・下りとも、643m。歩いた距離:4.8kmでした。

 

スタートしたのが、11時11分。本当は10頃登り始めたかったのですが(;^_^A ヤマップで、スタート地点をGoogleナビで開くというボタンを押したのですが、着いた場所が全然違っていて、それからウロウロしながら、なんとか目的地のスタート地点に着きました。

 

この大円地山荘というお蕎麦屋さんの看板を左に見ながら、数メートル進むと目的地の駐車場があります。駐車場画像は撮り忘れましたm(__)m キレイに清掃されたトイレもあります。

 

駐車場に車を停めて、出発準備です。平日なのに、駐車場がほぼ満車。そして、通り過ぎた大円地山荘さんに向かって、その脇を通り抜けます。

 

目指す男体山です。ほぼ岩場(^▽^;)

 

向かうのは一般コース。健脚コースには、鎖場が何か所もあって、私の場合は滑落の危険性大!

 

最初はこんな杉林の中を進みます。それでも、足元は岩や石ころがゴロゴロしています。

 

杉の木でさえ、こうして岩を跨いで、何とか根を張っている感じした。

 

崩れた泥ではありません。小さな石が沢山集まって、大きな岩になっているのが、この辺りの特徴です。

 

こうした石は、さざれ石というそうです。そう!君が代の中にでてきますよね(⌒∇⌒)

 

石灰岩が長い年月の間雨に溶けて接着剤のような働きをし、石や泥などを固めた結果できたのがさざれ石だそうです。正確には、「石灰質角礫岩(かくれきがん)」というものだそうです。

 

それでも、木は育とうと懸命なんですよね・・・

 

いつでもどこでも、石積をしているのを見かけます。

 

もう少しで、大円地越かなと思われるころ、この周辺には水仙の葉のようなものが沢山芽吹いていました。

 

検索したところ、ヒガンバナのようですが・・?

 

まるで湿地のような窪みになっている、大円地越です。ここで少しだけ休憩♪

 

ここは、あちこちに向かう登山道の分岐にもなっています。

 

群生地だそうです。濃い目の橙色の花が咲きます。これも、ヒガンバナ科なので、下で見た水仙のような葉も、キツネノカミソリかもしれませんね。

 

大円地越から尾根を目指します。ここは、雑木なので、とっても気持ちが良い場所でした。

 

尾根道に出ました。両脇は崖です(;^_^A

 

このあたりは、まだ広い尾根道なので、周りの景色も楽しめます。

 

次第に、人1人が通るのがやっとの痩せ尾根になってきました。

 

周りの風景です。

 

さらに細い尾根道(-_-;) 虎ロープが張ってはありますが、滑落したら何の役にも立ちそうにありません。

 

頂上から300mくらい手前の登山道です。岩を砕いて作ってくださっているのではないでしょうか。

 

山頂まで、もう一息!

 

いったん下ります。この先には、階段状になった下りの道が続いていました。階段は、全て木の根を利用。やっと大きくなっても、こうして根を踏まれて・・・苦労をおかけしますm(__)m

 

だって(⌒∇⌒)

 

634m地点からは、頂上の祠が見えるのですが、そこからなかなか到着しなくてww

 

男体神社の祠です。後ろは絶壁(;'∀') 高所恐怖症の私は、後ろに回れませんでした。。

 

頂上からの眺め。

 

三角点に座るへちゃ♡

 

おにぎりの後の恒例のお汁粉。やっぱり、これが一番旨い♪

 

極細尾根を戻ります。隣に見える山肌も岩ですが、その岩の上に細い道を作って歩いているような感じです。

 

途中で、亡くなった人に手向けられた花を見つけました。一般コースなのに、この危険度です。健脚コースなんて、絶対無理!

 

大円地越まで戻って空を見上げてみました。冬にしか見ることができない空♪ キレイの一言ですね(⌒∇⌒)

 

登るときも、凄い場所だなぁとは思いながら通り過ぎたのですが、帰りは太陽が当たっていて、なおさら神々しい場所になっていました。

 

苔とツタのような葉が絡まって、これぞまさしく「さざれ石の、苔の生すまで」というやつです(笑)

 

これは、豆蔦という植物で、シダの一種だそうです。コケ玉に付着させてインテリアとして楽しむ人も多いとか・・

 

登山口あたりで、もう一度男体山を振り返ってみました。頂上付近に見えるアンテナの隣で、ランチを食べたんですよね(*^^)v その手前、左側、一番高く見える地点に、白いものがポチっと見える気がしませんか?それが、男体神社の祠です。

 

岩盤の上に、砂と小石、時々大きな石がある登山道でした。下りるときは、とにかく転ばないようにと気が抜けません。転んだら、必ず大けがに繋がってしまいそうで、とっても怖かったです。

 

汗びっしょりだったので、日帰り温泉に向かいます。今日の目的地は、月居温泉。袋田温背の裏側になります。

 

月居温泉白木荘さんへ。

shirokisou.com

 

実はこの建物、出入り口が3か所ありまして・・・ホームページにある場所が、一番遠い玄関でした(;^_^A

 

私は真ん中から入ったのですが・・・

ここではなく、左側にある「事務所」とシールが貼ってある場所が、正解みたいです。ロッカーは、その入り口にあります。小さなロッカーは100円が戻りますが、大きなロッカーは100円を投入したら戻りません。

 

脱衣所は脱衣籠のみです。

 

この壁の反対側に鏡があり、トイレの出口の手洗い兼用の水道のところに、ドライヤーが1個だけありました。

 

地元マダムたちが入っていたので、浴室ホームページで見てくださいね。

 

湯量はそれほど多くないらしく、源泉はチョロチョロしか入っていません。循環風呂のせいか、塩素臭をほんのりとですが感じます。

 

なぜか浴槽に近いシャワーが2機、浴槽に入ったままで、誰かのいたずらかと思ったのですが(;^_^A どうやら、お湯を足していたようです(笑)

 

泉質はアル単泉。でも、ph値はそれほど高くはなさそうです。

 

地元の人たちが、自分たちの手で作った温泉なんだとか。現在の運営も、地元の人たちが行っているようです。月居温泉には、この白木荘さんだけが営業されているようですね(⌒∇⌒)

 

さぁ、次はどこに行こうかな♪