1人旅を楽しんでいる人は、宿でどんな風に過ごしているのかしら?って思ったことはありませんか?
もちろん、人それぞれの過ごし方はあるでしょうが、私の宿の過ごし方を紹介したいと思います。
投宿は午後3時目安
チャックインの時刻を、午後3時にしている宿は多いと思います。私はできるだけ、その時刻には宿に入りたいと思っています。
何しろ、一番の目的は温泉だし…何回も入れるなら、それはとっても嬉しいことだからです。
最低でも、食事前に1回、食事後に1回、朝1回は温泉に入ります。そのほかに、夜中に目が覚めてしまった時も温泉に入りにいきますが、これはほとんど無いかなぁ(笑)
午後3時前後にチェックインをしたら、まずはそのままお茶をいただきます。テーブルの上に用意していただいているお菓子を食べながら、一息つきます。この時、部屋に置いてある館内の様子を書いたプリントや、近隣の名所、おすすめのお土産などもあれば、一緒に隅々まで読むようにしています。
一息ついたら、浴衣に着替えて1回目の温泉です。温泉に行くときは、タオルや洗面道具一式、メイク落としや保湿クリームと一緒に、洗濯ばさみを1個持っていきます。脱衣所でスリッパを抜いた時、洗濯ばさみで挟んでおくためです。帰りに、自分が履いてきたのではないスリッパを履くのが、嫌だからです^^;
そしてもう一つ、持っていくのが文庫本です。ブックオフなどで1冊100円で購入した本を持って浴室にいき、出たり入ったりを繰り返しながら本を読むのが大好きです。
小一時間も温泉を楽しんだら、部屋に戻ります。最近は、部屋の冷蔵庫は持ち込んだものを入れるために空っぽという宿も多くなりました。そんなときは、この後、ビールを買いに外をプラプラします。またはフロントにお願いして、ビールを持ってきていただきます。
風呂上がりのビールは格別!ということで、まずは喉を潤すことに専念(笑)その後は、思い出したときだけグラスに手を伸ばしながら、ひたすら本を読んでます♪
6時前後には、地元のニュースをみます。あまり目にすることのないご当地ニュースは、旅心をくすぐってくれます。
夕食の時間も、実は本を手元に置いてます。読むこともありますが、スタッフとお喋りをしたり、テーブルが近かった昔は、お隣のテーブルのご夫婦の会話に混ぜてもらったりしてました。
部屋食の場合は、ほとんどテレビを見ながらになりますねぇ。。あまりテレビを見る習慣がないので、なんとなく流している感じではありますが。
夕食が終わると、いったんゴロンします。だって、お腹がはちきれそうで(笑)そのままウトウトしてしまうこともあります。どちらにしろ、お腹が少し楽になったら、またお風呂に向かいます。
ここからは、またもや本を手放せませんが、浴室の照明を落としてあることが多いので、文字が読みずらいときは諦めます。
部屋に戻ったら、ゴロゴロしながら本を読みます。1泊すると、文庫本を2冊~3冊は読んでしまいます。電車で行くとなると、5冊は必要です(苦笑)こうして眠くなると、いつの間にか眠っているというパターンです。
私の趣味は、読書、ドライブ、一人旅、温泉ですから、こうして自分の好きなことだけをする時間を楽しんでいます。
一人旅に憧れたのは遠い遠い昔です
高校生のころ、ある種の現実逃避だったのでしょうか…授業中にノートの片隅に、一人旅に持っていく荷物リストを作ったりしていました。
色々書いていたように思うのですが、覚えているのはリンゴです(笑)旅のお供は、常にリンゴというのが、私の発想だったようです。カッコつけていたのかもしれませんww今はアレルギーでリンゴは食べられないので、実現してはいません(苦笑)
でも、現実として、一人旅ができるとは思っていませんでした。何しろ、当時は女性の一人旅を受けれてくれる宿が、極端に少なかったのです。女性の一人旅=失恋旅行→自殺みたいなことを、宿側が心配するような時代だったからです。
だから、旅行は友達を一緒が当たり前。そしてそれが、いつも消化不良気味な感じだったのを覚えています。
1人で行動することに、不安が無かったといえばウソになります。結局は、不安と自由を天秤にかけて、自分本位の自由を選んだということです。
また、昔から、女の子がよく言う「親友」のいない子供でした。常に広く浅くといった感じで、人と深く関わりあう自信がなかったように思います。だから、1人で本に没頭し、自分の世界に浸っていると安心できたのです。
今は、仕事の関係もあって、周りの人との距離が近い場所で生活している気がしています。一人旅をすることは、そんな濃い関係からの一時避難かもしれないですね^^
おわりに
さて、次はどこに行こう♪ ツイッターのフォロワーさんたちが訪れる温泉地や宿を参考に、様々な場所に思いを馳せています。
この息苦しいコロナ禍が、一刻も早く収束しますようにと願わずにはいられません。