近いから…いつでも行けるから…と思っていたのに、なかなかタイミングが合わず、やっとお泊りできました♪
9月10日からの1泊2日の一人旅です。以前、日帰りで行った時の記事は、こちらです。
ohitorisama-onsen.hatenablog.com
最初の目的はウォーキング
1日最低5000歩。できるなら8000歩くらいは歩きたいと思っているのですが、なかなか歩けません(^▽^;)
で、こうして出かけた時くらいは、歩きたい!と思うのです。そこで、最初は大好きな竜化の滝へ♪
実は、ここは本陣さんに泊った時にも行ってます。
ohitorisama-onsen.hatenablog.com
今回は、ちゃんとリュックを背負って、熊鈴つけて、ウォーキングポールを持って出発しました。が、往復で20分から30分程度なので、軽装でも全然OKです(笑)
水の音って良いよねぇ♪ しかも、木漏れ日の中って、サイコー!
この先が、竜化の滝です。
前より水が多い気がしたけど、画像でみるとあまり変わらないようです(^▽^;)
歩くために向かったのは、塩原渓谷遊歩道。スタートは、塩原温泉ビジターセンター。センターは休みでしたが、駐車場は無料で使えます。
駐車場の奥が、入り口です。
選んだのは、渓谷線。だって、八方は遠いしww ジモピーだからこそ知っている距離感(笑)
分かれ道には、案内板があるので、迷う心配はありません。道なりに進むと、いったん道路に出ます。
先にある天皇の間記念公園の前を抜けて、箒川沿いにでます。
あまりアップダウンはきつくないので、良い感じで息切れしながら歩けます。
昔は、川向うの赤い橋を渡って、素焼きの皿を投げていたというような話を聞いたことがあります。赤い橋を渡って立つことができる巨岩が、野立岩です。
この辺りは、巨岩が続きます。
数年前の台風19号の時、これらの岩を覆うくらいに水かさが増えました。中流域では、橋が流されたり、民家に浸水したりといった災害にもなりました。
その時、増えた水と、その勢いで、これらの巨岩が洗われ、真っ白になったことを覚えています。
小さな秋も、沢山見つけました。
ほうき茸ですね。基本、ほうき茸には毒は無いそうなので、食べられるキノコです。
まだ青いどんぐりです。この辺りは猿も多いので、きっと餌になるのでしょう。
絵に描いたような毒キノコ。ベニタケでしょうか。地方によっては、塩漬けにし、毒を抜いて食べるところもあると聞いたことがあります。
袋茸だったかと・・・? ホコリタケというのが正確? 左下で噴火口を開いた茶色にものは、すでに成熟し、埃のような菌を飛ばします。
でも、白いうちは食べられるキノコで、マッシュルームのような食感です。
分かりますか?赤い実がついてます。足元に、沢山赤い実が落ちていたので、何だろうと上を見上げたら、この木がありました。
またチェックインまでに時間があるので、次に向かったのは逆さ杉です。塩原八幡宮の境内にある、樹齢1500年の夫婦杉です。
この橋は、若水橋といいます。有史以前から絶えず湧き続ける若水をたたえた、池があります。
池には錦鯉が優雅に泳いでいました。
これが湧き続けているという水です。手前は、霊泉として、汲んでいくことができます。手で触ってみましたが、とっても冷たくて、気持ちの良い水でした。
樹齢1500年の杉の巨木です。枝が下を向いていることから、逆さ杉と呼ばれています。実は、私が小学校3年生のとき、遠足できていましたが、記憶がまったくありませんww
今回は50年ぶり以上になり、訪問です。
有史以前から豊富な湧き水があり、樹齢1500年を超える杉の巨木がある場所から、開湯1200年のゑびすやさんに向かいます。
いよいよゑびすやさん投宿です
歩いた距離は、たった5000歩くらい・・・なのに、足がガクガクしています。情けない(>_<)
ゑびすやさんの入り口で、まずはアルコール消毒。ロビーにあがるとすぐに検温。そこでOKだったら、いよいよ宿帳記入です。夕食時の飲み物も、忘れずにこの時お願いしておきます。
既に布団が敷いてあります。コロナ禍の中、こうしたお宿が増えましたが、大好きです!いつでもゴロンとできるなんて、素敵♡
浴衣は、S/M/Lとあるそうで、通常はMが置いていあるそうです。身長165センチに私には、くるぶしのちょっと上くらいですが、Mサイズで問題はありませんでした。
女性が浴衣を着るときは、アンダーバストの下を紐で結びます。そうすると、着崩れがしなくて、楽ですよ。
室内の様子と、お茶セットです。ポットの中は、氷の入った水でした。私はなぜか水が飲みたくなる人なので、こうした心遣いはとっても嬉しいです。しかも、柔らかくて美味しい水でした。
窓用クーラーです。きっと、少し前までは、この辺りは、夏はエアコンがいらなかったのでしょうね。それが、最近の酷暑となり、設置せざるを得なくなったではと思います。
バス、トイレは室内にはありません。今回は、このトイレの隣の部屋をご用意いただきました。自宅で自分の書斎からトイレに行く距離より近いww
部屋の正面には、洗面所もあります。
一息入れたら、さてお風呂♪
ここを下って、右側のドアの先に温泉が待ってます(笑)
こちらは、男湯の入り口前です。右側の暖簾が男湯(大浴場)になるのですが、実際は混浴となっています。
なので、入っている男性が、暖簾の下に自分のスリッパを置いてくれてました。でも、このスリッパ置き場にスリッパがあった時も、誰かが入浴中と思ったほうが良いでしょうね。
男風呂の反対側、左手が飲泉所です。日本で一番まずい飲泉というお墨付きだそうです(笑)
さて、女性用のお風呂に入ります。
ピンボケですが・・・おかしいなぁ。。この時はまだ酔っぱらっていないんだけど・・・洗濯ばさみは、自分のスリッパの目印に使います。
これも、とってもありがたい心遣いですよね。私は、マイ洗濯ばさみをいつも持っていますものww
温泉成分がビッシリ。こうした濃い温泉を守っている宿では、電化製品などの寿命も短いし、建物自体のメンテナンスも大変だと耳にします。ありがたいことです。
脱衣所にある化粧水と綿棒です。部屋から自分のを持ってき忘れたときなど、便利に使わせていただけます。
シャワーが2か所。アメニティー関連は、これ以外にも、それぞれのシャワーの近くに置いてくれています。
この温泉は、弘法の湯といいます。少し熱めの湯ですが、メタケイサンやメタホウ酸を豊富に含む美人の湯。硫黄臭がかぐわしい、化粧水のような肌触りの湯です。
こちらのお湯は、間欠泉です。ほとんど出ていない時もありますが、突然ごぼごぼという音とともに、大量に吹き出してきます。地球と繋がっている感がハンパないです(笑)
夕食後、2度目に入ったときに、隣の大浴場から音が聞こえなかったので、覗いてみました。それぞれのお風呂を繋ぐドアがあり、鍵は女性側かだけ開けられます。
誰もいないのも確認し、いざ梶原へ!
左側が梶原の湯です。このお湯が、塩原温泉発祥ともなったお湯で、薬効がとても高い温泉です。
ゑびすやさんの夕食と朝食
美味しいと評判の高い夕食を楽しみにしていました。
やしお鱒の刺身です。脂がのっていて美味しかったです♪バラの花になっていたのは、海老でした^^
ヤマメの塩焼。アユは吐くほど食べさせられるので、あまり好きではありません(;^_^Aが、香ばしいヤマメやイワナは大好きです♡
鍋は郡司豚を使ったみそ仕立てでした。郡司豚とは、郡司養豚所さんが作っている、プレミアムな豚です。ここにとろろを入れて食べるように案内をいただきましたが、実はとろろが苦手です(;'∀') で、このままいただきました。
塩原温泉醸造ビールです。ホップが濃くて美味しいビールです。ほぼ小瓶サイズで900円。
こちらは、地酒飲み比べセット。値段は忘れました(笑)3つで1合くらいの量になります。
天鷹(てんたか)は、栃木県大田原市の湯津上という地区で、旭興(きょっこう)は同じ大田原市の黒羽という地区で、東力士は那須烏山市で作られています。
どれもほぼ近所なので、馴染みの味です。天鷹は冷酒用の生酒が個人的には好きです。旭興の大吟醸は、ミネラルウォーターのようなのど越しなので、危険です。東力士は、普段はあまり飲んでいません。
おかずの量が多すぎて、ご飯はいっさい手を付けることができず・・・大飯食いになりたいと思うのは、こういう時です。これでも、お昼は抜いたのになぁ。。
朝食は、名物温泉お粥が楽しみですね^^
朝食です。多い( ノД`)シクシク… 右上は、塩原大根のお味噌汁で、自分で温めていただきます。野菜いお味でした。
モッチモチの温泉お粥です。少しだけ温泉の香りを感じます。お替りしたいと思っていたのに、朝食も多くて食べきれませんでした。
沢山残してしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。お替りができなかった温泉お粥は、1パック300円のものを購入して帰りました。
次は、湯治の素泊まりにして、朝の温泉お粥だけいただこうかな^^
ギリギリまで入浴♨
誰もいない梶原に、最後のひとっぷろを浴びにいきました。もうすぐチェックアウトの時間だから、たぶん入ってこないだろうと、やっとゆっくり入れましたよ(笑)
よくツイッターのタイムラインに流れる画像で、皆さん足を出して撮っているので、真似をしてみましたww
梶原の温泉成分表です。
手前が梶原です。色が全然違うのが分かりますよね。
今もゑびすやさんの、温泉の香りが自分から立ち上ってきます。いい香りです♡
行ってみたいなぁ…気になるなぁ…というかたは、こちらで確認してくださいね^^