元々は那須御用邸の用地だった場所の半分をを、現上皇陛下が天皇在位20周年の節目に、宮内庁から環境省に移管され、人々が那須の手つかずの自然を学び楽しめる場所にと設置されたのが、那須平成の森です。
色々なプログラムがあり、参加してみると楽しいのだろうとは思いますが、今回は散歩程度のつもりで行ってきました。
なんとなく、白っぽく見えるでしょう? 実はかなり濃い霧(雲)の中なのです。到着は午前10時頃。今日は曇りの予報でしたが、下界で曇りの予報ということは、高い山はその雲の中だということに始めて気が付きました(;^_^A
入るとすぐにフィールドセンターがあります。中はこんな感じです。
奥のドアを出ると、那須平成の森に入ることができます。もうツツジも終わっている時期なので、花は余り期待できないと思いつつ・・・
アジサイの仲間で、アメリカノリノキとでました。山アジサイだと思って居たのですが( (^▽^;)
これはアジサイまたは本アジサイだそうです。ガクアジサイだと思ってましたww
凄く大きな葉なのですが、あまり低地では見かけず・・・先日の駒止湿原の帰りに、山の高い位置で見かけたので気になっていたのです。那須平成の森にもあったので、調べてみました。
蕗の仲間で、ペタシテス・フリギドゥスといい、アメリカのいくつかの州では、絶滅危惧種に登録されているそうです。
綿のような種子は、マットレスの詰め物などに利用され、葉を燃やして残った灰は塩の代用とされたそうです。
西洋檀(セイヨウマユミ)ヨーロッパから西アジアにかけて自生する落葉低木で、紅葉が美しいそうです。
駒止の滝まで、あと半分というあたりの景色です。周りの景色など、何も見えず、足元の石とクマザサばかりです。
自生している場所が限られているため、環境省の絶滅危惧IA類に指定されているオオベニウツギです。那須平成の森では、沢山ありましたが、もう花はほとんど終わりという状況でした。
駒止の滝です。昔は原生林をかき分けてこないとみられなかったため、幻の滝ともいわれていたそうですよ。ちなみに、この滝を右手にみて坂を下りていくと、北湯温泉はすぐそこです。
昔撮った紅葉の駒止の滝です。
ここで折り返しなのですが、あまりにもあっけなく着いてしまい、帰りは平成の森内の小道をあちこち回りながら距離を伸ばしました。
途中、クマよけの鐘があったので、やっぱり出るんでしょうね(-_-;) 私は熊鈴はぶら下げていますが、実はラジオも持ってます。夫と2人で行くときは、お互いおしゃべりしながら歩くのでラジオはつけませんが、1人の時は、熊鈴とラジオの両方を使います。
イノバラ、一般的には野ばらと言われます。日本では雑草というカテゴリには入っていないイノバラですが、世界的には侵略的外来種に指定されています。沢山の実をつけ、それを鳥が食べることで、種子が核酸されることから侵略的といわれるようです。
また、定着してしまうと、既存の草木を枯らしてしまうことが問題になっているようです。
これはよく見かけるガマズミですね^^
この後、すぐにフィールドセンターに戻りました。やっぱり物足りない。。前回の駒止湿原も楽しかったけど、物足りなかったし・・・もう少し、息が切れるくらいの山に登りたい!
板室温泉「幸の湯」チョーーーーーー久しぶり
夫がね、一度も行ったことがないから行きたいというので、幸の湯に行ってきました。なんでも、最近のテレビ番組で、ここが放映されたのだとか・・・
入湯料800円です。受付カウンターの正面にある入り口から、廊下を進むと大滝の湯という看板があります。ここを入ると、男湯と女湯の暖簾が見えます。
昔来たときは、こんな洗面台はなかったような気がします。掘っ建て小屋のような脱衣所に、脱衣籠があっただけ。で、外にでると、洗い場も無い露天風呂があっただけだったと記憶しているのですが。。
内風呂もありました。
上の打たせ湯のあるお風呂が、昔はもっと大きかった印象です。ずっと独泉だったので、のんびり入らせていただきました。
男湯の方は、板室名物の綱の湯があり、その横には寝そべることができる畳があったそうです。そっちも入ってみたいなぁ。。
幸の湯詳細
場所は深山ダムの入り口入って直ぐです。
住所:栃木県那須塩原市百村3536-1
電話:0187-69-1126
日帰り入浴時間:午前10時~午後9時(最終受付午後8時)
毎週火曜日はレディースデーで、通常800円の入浴料が500円。
専用入浴着OKという張り紙がありました。確かに、必要な人もいますよね。誰でも、気兼ねなく温泉を楽しめると良いなと思います!
ナトリウム‐塩化物泉です。アルカリ性ですが、さほどのぬるぬる感は感じませんでした。成分は全体的に薄めのような…温泉も人の好みが分かれるところなので、夫は好きだと言ってました。私は……
さぁ!次!!!