50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

日本海に沈む夕陽初体験 2017/0519 【1泊1万以下の温泉宿】

酒田屋さん着15:30.

この道路は、数年前秋田から帰るときに通っているはずだけど

全然目立たなさ過ぎて、しかも先に目で見てしまったら

絶対泊まりたいとは思わない風貌でした(苦笑)

 

では、1日目、タイムテーブルに沿ってレビューしますね^^

 

  

東北自動車道山形自動車道、国道、また山形自動車道

日本海東北自動車道を経由して宿へ到着しました。

その距離、片道350km。

 

≪古関PA 仙台ラーメン≫

驚くほど小さなPAでした。

寄ったのが12:30頃だったせいか、駐車している車が沢山。

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ラーメンだけではなく、うどん、そば、丼物まであります。

私は表看板にもある「仙台みそラーメン」を注文。

 

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事前に調べたところ、ここの仙台みそラーメンは本格的で

とっても美味しいとあったので、楽しみに、ここまで走ってきました(笑)

 

ストレートの中細麺。

味噌の風味が際立って、素朴な味のラーメンでした。

ストレート麺だし、スープも全然こってりではないのに

スープと麺の相性が良くて、美味しいラーメンでした。

 

月山ICを過ぎて、いったん山形自動車道を降り国道へ。

月山を回り込み、湯殿山を右手に見つつ・・・

この辺りは、道路わきに、まだまだ真っ黒に埃で汚れた残雪が(;^_^A

 

トンネルを1個抜けるたびに、道路わきの雪が少なくなり

緑が濃くなっていくのに旅情が騒ぎまます(笑)

 

≪櫛引PAのトイレ≫

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二度目の山形自動車道に乗ってすぐ、櫛引PAがありました。

とくにトイレに用事はなかったのですが

日本で一番きれいなトイレを覗いてみようと停車。

 

花や手作りのアジサイ?ボンボン?

可愛く飾られています。

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「無事カエル」を祈っていただいた、カエルの折り紙。

私もいただいてきました。

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目は自分で貼るのですが、目の形に切ってからのほうが可愛いかも。

私はそのまま貼ってみましたが♪

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カエルをもらった方が、コメントを書いておくらしく

それにきちんと返事をしていただいていて、一期一会を感じます♡

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櫛引PAから、雪を被った鳥海山が右手に見えます。

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 ≪宿へ・・≫

酒田屋さんに到着する10キロ手前の鳥海山です。

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日本海に近いはずですが、海は全然見えません。

海が見えてきたのは、最後の右折をして国道345に入ってからでした。

 

山形自動車道を降りてから、宿に着くまで、コンビニが1件もありません。

田舎にありがちな、ローカルな「なんちゃってコンビニ」すらありません(;^_^A

 

宿の周りも、本当に何もありません。

 

日本海に沈む夕日と温泉と食事・・・あるのはそれだけ^^

今日は全国的に晴! 現在16:30ですが、夕日が楽しみです。

 

≪酒田屋旅館≫

到着してビックリ!

口コミがよくなかったら、絶対選ばないと思える宿です。

まずは、外観

 

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駐車スペースは、看板手前の空き地。

 

遠くにかすんで見える平たい島は飛島。

宿もある島だそうです。

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部屋はこんな感じです。(入口)

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(部屋の中)

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貴重品用の金庫はりません。

鏡はありますが、その近くにコンセントはありません。

(この部屋の場合ですが・・)

 

トイレは共同です。

廊下のサッシは空きませんww

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西日がまぶしいのでカーテンを閉めると、ボロボロでした。

エアコンはありますが、温度調節機能はありません←エアコン?

 

飲み物は、冷蔵庫にジュースと瓶ビール。

缶ビールをもって、海沿いを歩きたかったのですが・・・

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フリーWiFiは、もちろんありません。

 

何もないって、現代人はちょっと不安だったりしますよね?

ゆっくりする事が苦手な私には、過酷な環境になってしまいそうな(笑)

 

でも、読みたい本を1冊もってきました。

この記事は、持ってきたPCを立ち上げて、ワードに下書きしています。

テレビでは、相棒の再放送を放映しています♪

 

今夜の食事を楽しみにしつつ、これからお風呂に入ってこようと思います。

 

酒田屋旅館さんの温泉

泉質:含炭酸泉ヨードブローム食塩泉

   「湯船は加水・加温・ろ過しておりますので透明・無味です」

効用:リュウマチ性疾患 婦人病など

 

湯の田温泉の歴史

酒田屋さんの温泉は、湯の田温泉の一つらしいです。

 

古来から湯の田海岸に沿って、水田のところどころから

温泉が自然と沸きだしておた。

温泉が28度で、含炭酸食塩泉である。

湯の田の地名も、ここから生じたものであろう。

 

今から200年前ぐらいに、酒田の玉木金右ヱ門という人が

湯の田の浴場を設けたが、台風、悪天の時には波が打ち上げ

流されて成功しなかった。

 

文化元年(804年)の大地震で、湯の田海岸の地盤が隆起し

悪天でも波が打ち上げることはなくなった。

 

文政11年(1828年)に、島崎村、吹浦村の代表者が協議にうえ

湯の田に温泉浴場を設置する許可を受けることができた。

 

この温泉の開設から15年後、天保14年ころの記録には

湯治客や旅人で大繁盛だった様子がうかがえる。

 

温泉宿は、恵比寿屋、泉屋、有馬屋であった。

文久2年(1862年)とや旅館が開業。

明治元年に、酒田屋旅館が開業。

続いて、湯本屋が開業した。

 

明治10年に三崎街道が開通。

明治30年に、酒田、本間に乗り合い馬が開業し

湯の田温泉がその中継所となり、馬車が常駐するようになった。

 

大正3年。石油が採掘された。

国道7号が開通するなど、鉄道の発達や交通網の発達で

湯の田温泉の旅館は取り残される形となり

現在2軒の旅館だけが残る形となった。

 

 明治元年営業開始のこの旅館。

確かに、部屋数をみると大きいのよねぇ。。

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≪温泉1回目≫

太陽が西に傾き始めてから温泉に入ると、チョー眩しいww

お湯も私には熱めで、ゆっくり入れませんでした。

ドライヤーは1個。

部屋にコンセントが適切な場所に無いので

明日の朝風呂は、自分のセット用ドライヤーを持って行かないと。

今は髪がボサボサ(;´∀`)

 

日没のころ夕食と言われたのだけれど

少しずれてくれると嬉しいなぁ^^

 

≪夕食≫

魚・魚・魚の夕食。

普段、刺身や寿司などの生魚専門の私。

煮たり焼いたりの、骨のあるものは苦手。

 

献立

石もち塩焼き

アジの刺身

柳のまい煮つけ

スズキのから揚げ

サメの酢味噌

カナガシラの田楽

サメ醤油漬け

オカヒジキ

オクラ

カナガラの味噌汁

 

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1年分の魚を食べた気分ww

でも、ぱさぱさの天ぷらや、乾いた刺身が乗っている

普通のホテルの夕食よりはずっと良い♪

 

魚の食べ方が下手糞な私は、とっても恥ずかしい気分(;´∀`)

 

日本海に沈む夕陽≫

黙って画像だけお楽しみください。

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内陸の海無し県に生息している化け猫としては

日本海に沈む夕陽なんて、この歳で初めての経験です。

沈む夕陽を見ながら温泉は叶わったなかったけど、

夕陽を見ながら夕食を食べ、ビールを飲んで満喫しました(^^)v

 

2回目の温泉は、少し温めになってい入りやすい湯温でした。

でも、なぜか、いつもの長湯ができず、落ち着かない気持ちに

なりました。