酒田屋さん着15:30.
この道路は、数年前秋田から帰るときに通っているはずだけど
全然目立たなさ過ぎて、しかも先に目で見てしまったら
絶対泊まりたいとは思わない風貌でした(苦笑)
では、1日目、タイムテーブルに沿ってレビューしますね^^
日本海東北自動車道を経由して宿へ到着しました。
その距離、片道350km。
≪古関PA 仙台ラーメン≫
驚くほど小さなPAでした。
寄ったのが12:30頃だったせいか、駐車している車が沢山。
ラーメンだけではなく、うどん、そば、丼物まであります。
私は表看板にもある「仙台みそラーメン」を注文。
事前に調べたところ、ここの仙台みそラーメンは本格的で
とっても美味しいとあったので、楽しみに、ここまで走ってきました(笑)
ストレートの中細麺。
味噌の風味が際立って、素朴な味のラーメンでした。
ストレート麺だし、スープも全然こってりではないのに
スープと麺の相性が良くて、美味しいラーメンでした。
月山ICを過ぎて、いったん山形自動車道を降り国道へ。
月山を回り込み、湯殿山を右手に見つつ・・・
この辺りは、道路わきに、まだまだ真っ黒に埃で汚れた残雪が(;^_^A
トンネルを1個抜けるたびに、道路わきの雪が少なくなり
緑が濃くなっていくのに旅情が騒ぎまます(笑)
≪櫛引PAのトイレ≫
とくにトイレに用事はなかったのですが
日本で一番きれいなトイレを覗いてみようと停車。
花や手作りのアジサイ?ボンボン?
可愛く飾られています。
「無事カエル」を祈っていただいた、カエルの折り紙。
私もいただいてきました。
目は自分で貼るのですが、目の形に切ってからのほうが可愛いかも。
私はそのまま貼ってみましたが♪
カエルをもらった方が、コメントを書いておくらしく
それにきちんと返事をしていただいていて、一期一会を感じます♡
≪宿へ・・≫
酒田屋さんに到着する10キロ手前の鳥海山です。
日本海に近いはずですが、海は全然見えません。
海が見えてきたのは、最後の右折をして国道345に入ってからでした。
山形自動車道を降りてから、宿に着くまで、コンビニが1件もありません。
田舎にありがちな、ローカルな「なんちゃってコンビニ」すらありません(;^_^A
宿の周りも、本当に何もありません。
日本海に沈む夕日と温泉と食事・・・あるのはそれだけ^^
今日は全国的に晴! 現在16:30ですが、夕日が楽しみです。
≪酒田屋旅館≫
到着してビックリ!
口コミがよくなかったら、絶対選ばないと思える宿です。
まずは、外観
駐車スペースは、看板手前の空き地。
遠くにかすんで見える平たい島は飛島。
宿もある島だそうです。
部屋はこんな感じです。(入口)
(部屋の中)
貴重品用の金庫はりません。
鏡はありますが、その近くにコンセントはありません。
(この部屋の場合ですが・・)
トイレは共同です。
廊下のサッシは空きませんww
西日がまぶしいのでカーテンを閉めると、ボロボロでした。
エアコンはありますが、温度調節機能はありません←エアコン?
飲み物は、冷蔵庫にジュースと瓶ビール。
缶ビールをもって、海沿いを歩きたかったのですが・・・
フリーWiFiは、もちろんありません。
何もないって、現代人はちょっと不安だったりしますよね?
ゆっくりする事が苦手な私には、過酷な環境になってしまいそうな(笑)
でも、読みたい本を1冊もってきました。
この記事は、持ってきたPCを立ち上げて、ワードに下書きしています。
テレビでは、相棒の再放送を放映しています♪
今夜の食事を楽しみにしつつ、これからお風呂に入ってこようと思います。
酒田屋旅館さんの温泉
泉質:含炭酸泉ヨードブローム食塩泉
「湯船は加水・加温・ろ過しておりますので透明・無味です」
効用:リュウマチ性疾患 婦人病など
湯の田温泉の歴史
酒田屋さんの温泉は、湯の田温泉の一つらしいです。
古来から湯の田海岸に沿って、水田のところどころから
温泉が自然と沸きだしておた。
温泉が28度で、含炭酸食塩泉である。
湯の田の地名も、ここから生じたものであろう。
今から200年前ぐらいに、酒田の玉木金右ヱ門という人が
湯の田の浴場を設けたが、台風、悪天の時には波が打ち上げ
流されて成功しなかった。
文化元年(804年)の大地震で、湯の田海岸の地盤が隆起し
悪天でも波が打ち上げることはなくなった。
文政11年(1828年)に、島崎村、吹浦村の代表者が協議にうえ
湯の田に温泉浴場を設置する許可を受けることができた。
この温泉の開設から15年後、天保14年ころの記録には
湯治客や旅人で大繁盛だった様子がうかがえる。
温泉宿は、恵比寿屋、泉屋、有馬屋であった。
文久2年(1862年)とや旅館が開業。
明治元年に、酒田屋旅館が開業。
続いて、湯本屋が開業した。
明治10年に三崎街道が開通。
明治30年に、酒田、本間に乗り合い馬が開業し
湯の田温泉がその中継所となり、馬車が常駐するようになった。
大正3年。石油が採掘された。
国道7号が開通するなど、鉄道の発達や交通網の発達で
湯の田温泉の旅館は取り残される形となり
現在2軒の旅館だけが残る形となった。
明治元年営業開始のこの旅館。
確かに、部屋数をみると大きいのよねぇ。。
≪温泉1回目≫
太陽が西に傾き始めてから温泉に入ると、チョー眩しいww
お湯も私には熱めで、ゆっくり入れませんでした。
ドライヤーは1個。
部屋にコンセントが適切な場所に無いので
明日の朝風呂は、自分のセット用ドライヤーを持って行かないと。
今は髪がボサボサ(;´∀`)
日没のころ夕食と言われたのだけれど
少しずれてくれると嬉しいなぁ^^
≪夕食≫
魚・魚・魚の夕食。
普段、刺身や寿司などの生魚専門の私。
煮たり焼いたりの、骨のあるものは苦手。
献立
石もち塩焼き
アジの刺身
柳のまい煮つけ
スズキのから揚げ
サメの酢味噌
カナガシラの田楽
サメ醤油漬け
オクラ
カナガラの味噌汁
1年分の魚を食べた気分ww
でも、ぱさぱさの天ぷらや、乾いた刺身が乗っている
普通のホテルの夕食よりはずっと良い♪
魚の食べ方が下手糞な私は、とっても恥ずかしい気分(;´∀`)
≪日本海に沈む夕陽≫
黙って画像だけお楽しみください。
内陸の海無し県に生息している化け猫としては
日本海に沈む夕陽なんて、この歳で初めての経験です。
沈む夕陽を見ながら温泉は叶わったなかったけど、
夕陽を見ながら夕食を食べ、ビールを飲んで満喫しました(^^)v
2回目の温泉は、少し温めになってい入りやすい湯温でした。
でも、なぜか、いつもの長湯ができず、落ち着かない気持ちに
なりました。