久しぶりの群馬県です。
実は、会社で同じ仕事をしている人がコロナになり、今回の旅は断念するようかと思っていました。愛郷ぐんまキャンペーンも、8月末までとされていたので、どうしても行きたい!という一念から、金曜日を半日休みにするという強行突破を断行しました(;^_^A
目指せ!水沢うどん♪
伊香保に行くのは、実に30年ぶりくらいになります。冬休みを利用しての、行き当たりばったりの旅でしたが、バブル最中とあって、当日駆け込みでとれたのは、階段中腹にあった温泉宿。
寒くて不味くて・・・あまり良い思い出ではありません。今回は、1人で伊香保温泉を堪能しようと企画してみました。
最初に向かったのが水沢うどん。水沢観音のお膝元にあるうどん街道です。会社を出たのが昼12時。ランチは食べずに、ひたすら水沢うどんを目指しました。
私が行きたかったのは、何を見ても評判が良い「三枡屋」さん。14時に到着はしましたが、完売で閉店してました。。
仕方なく水沢観音の方に車を進めること数メートル。大きな駐車場のあるうどん屋さんがありました。駐車場が大きいだけに、正直チョッと不安…
なんか素敵な雰囲気でしょう? でも、思ったとおり、バスなどでくる団体さん用のうどん屋さんでした。
私が頼んだシンプルなざるうどん。薬味も有料だったらしく、本当にこれだけ!これで税込み990円って・・・
味は、美味しいとは思えませんでした(;^_^A 薬味なり、てんぷらなりがないと・・・丸亀のほうが、20倍くらい美味しいと思います。
水沢うどん街道です。右側に青っぽい看板が小さく見える場所、そこが三枡屋さんです。美味しい水沢うどんが食べたかったなぁ。。
水沢観音
うどんを食べた店舗の駐車場からは、歩いても行ける距離に水沢観音があります。坂道なので、車で水沢観音の駐車場に向かいました。
駐車場から水沢観音の入り口あたりの境界線付近は、近くで採れた野菜を売るテントや、キッチンカーがいて、商魂のたくましさを感じました。
参道にも店舗があります。正面の鐘は、参拝者が自由に鳴らしていたようです。
本堂の反対側に、画像のような階段がありました。多分、ここを登ってくるのが表参道なのではないでしょうか。
本堂左側にある鳥居。ここから水沢山に登れるらしいです。時間があれば、それなりの装備を持ってきて、ここから登りたかったなぁ。。
滝にも歩いていける遊歩道があったみたい。
と、ここで本堂を画像に撮っておかなかったことに気が付きました(;^_^A
こちらは、本堂の横にある六角堂(地蔵堂)です。
六角堂は、元禄年間に建立され銅板瓦棒葺の造りで、我が国における地蔵尊信仰の代表的建築物です。 地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀り、六道輪廻の相を表しております。 回転する地蔵尊を左に3回廻して、あなたの真心の供養を望みます。
私は一人では回せそうになかったので、まごころの供養は遠慮しました(^▽^;)
本堂は・・・
水澤観世音はおよそ1300年前、推古天皇・持統天皇の勅願により、高麗の高僧 恵灌僧正によって開基されました。また、五徳山 水澤寺の名称は、推古天皇の御宸筆(ごしんぴつ)の額名によるものです。
という、由緒正しいお寺さんです。なので、本堂と地蔵堂の御朱印をいただきました。
水沢観音のホームページ
法水寺・・・なにこれ?
水沢観音参拝のあと、そのまま伊香保温泉に入るつもりだったのですが、とんでもない建物が目に飛び込んできたので、寄ってみることにしました。
日光佛光山法水寺だそうです。ちょっと日本的ではありませんよね。中国が台湾か・・
いただいてきたパンフレットをみると、どうやら台湾らしいです。
『総本山為台湾的佛光山寺, 臨済宗佛光山法水寺是日本佛光山的本山』とあります。
法水寺ホームページはこちら↓
拝観は無料なので入ってみました。
中央の建物の左側に入り口があり、右側に出口があります。
登ってきた階段を振り返ったら、遠くに街並みが見えました。これは、渋川市でしょうか?
2階中央のあたりです。この左側が大きな部屋になっていて、信者さんたちが整然と200人近くが並んでいて、その中央を緋の法衣を着たお坊さんが静かに歩いていました。
この建物を出るとき、信者さんたちの歌声が響き渡り、階段を下りて駐車場に向かう時も、降るような歌声は止むことなく続いていました。
今話題の統一教会を思い出し、チョッと鳥肌が立ってしまいました(;^_^A
投宿!伊香保温泉「妙心の里ひびき野」
伊香保の階段からは、かなり離れた場所にあります。
ひびき野公式ホームページはこちら↓
伊香保温泉には黄金の湯(こがねのゆ)と白銀の湯(しろがねの湯)があります。どうせなら、その2つを堪能したいと思って選んだお宿です。
大型の部類に入る温泉旅館です。15時のチェックインには、15時半頃に行ったのですが並びました。
チェックインに並んだ際に撮ったロビーです。
チャックインで、「愛郷ぐんまキャンペーン」の申請をしました。コロナワクチンを3回摂取している旨の証明書と免許証を提示。どうやらチェックアウト時に、5000円を現金で返却してくれるらしいです( ´艸`)
投宿!部屋に入りました(⌒∇⌒)
布団は先に敷いてあります。コロナ禍で、こうしたお宿が増えましたが、私的には大歓迎です^^
部屋の調度・設備など・・・
クローゼットには帯だけです。チャックイン後、自分の身長に合わせて、浴衣を選ぶシステムです。身長165㎝の私は、青い浴衣になりました。
ティーバッグのお茶。水用のコップ。
氷が入った水用ポット。
鏡台があります。でも、洗面所で充分でした。
当日の番組表。
2000円分のクーポン券。8/26に宿泊して9/1までが期限でしたが、伊香保近辺にいる間に使わないと・・・限定渋川市のクーポンです。
チェックイン時にフロントで貰いました。スマホでコードを読み込むと、通常部屋に置いてある分厚い案内を全て見ることができます。
部屋の案内です。私の部屋は2004号。朝食だけの宿泊なので、朝食開場が赤丸になってます。
伊香保散歩
夕食を伊香保の街中で食べよう!少しはお酒も飲みたいからと、宿からは歩いて階段に向かました。
宿をでて坂道を登り、三叉路の先にあった公園にちんちん電車。
石段に到着です!この階段の手前は、ロータリーのようになってました。前に来た時は、こんな風じゃなかった気がするのですが・・・
この階段は、武田勝頼が、織田がたとの戦に負けた長篠の戦いの後、傷ついた兵士たちのために、温泉を流す階段を作り、沢山の湯宿のお風呂に入れるようにしたのが最初とのことです。
それも、真田に作らせたとか・・・そういえば、岩櫃城を本城としていた真田幸村のおとーちゃん時代、草津も中之条も伊香保も真田の領地だったんだと思い出しました!
階段には、踊り場手前の階段に何段目という表示があります。
石段の湯。最初はここに入るのが目的です。階段は沢山の人が歩いていたのに、ここは独泉でした(*^^)v
シンプル( ´艸`)
ドライヤーだけ。
入れた100円は戻りません。
黄金の湯。内湯だけですが、外のテラスで、風にあたることができます。
なかなか・・・なかなかお湯にならなくて(;^_^A シャワーを5回押してもダメでした。奥から2番目が、誰かが使ったような痕跡があったので、そこでリトライ。何度目かで、やっとお湯になりました(-_-;)
30分くらい入った後、階段散策に戻りました。
これが、武田勝頼の時代から、源泉を各旅館に流しているものです。ところどころガラス張りで、流れ落ちていく温泉が見えるようになっています。
階段の両脇には、こんな昭和レトロな雰囲気に作られた遊び場やお土産屋さんが並んでいます。昔泊ったと思われる宿は、廃墟になっていましたww
途中から階段が狭くなり、風情が一層増します。
最後は、伊香保神社へと続きます。
伊香保神社手前のマンホールです。
伊香保神社でお参りした後、後ろを回って「河鹿橋」に向かいました。その先には、源泉直下の伊香保露天風呂もあります。
残念!営業していませんでした(;^_^A
河鹿橋です。もう夕暮れだし、曇り空なのに、朱色と緑は相乗効果で映えますね^^
下を流れる川は、源泉と同じ鉄の成分のせいで赤くなっています。
飲泉所です。鉄の味がする生ぬるい温泉は、不味くて(;'∀') チョッと舐めただけで止めましたww
飲泉は、明治時代にドイツから政府が雇った医師のベルツ博士が確率したもので、博士は「日本の温泉医学の父」ともいわれています。
その博士が最初に飲泉を推奨したのが、ここ伊香保温泉の黄金の湯でした。鉄分が多いため、貧血になりがちな女性には特に効果が高く、子宝の湯ともいわれていました。
ここが露天風呂です。ここに到着したときには、すでに薄暗くなっていました。ここまでの道が街灯も少なく、帰りが心配だったので、この日は温泉に入らず、そのままホテルに戻りました。
帰りの石段の風景です。
該当が点いて、いっそう雰囲気がでますね^^
ひびき野にて温泉♪
宿への帰り道、夕ご飯を食べられそうなところを探したのですが、見つかりませんでした。なにしろ、私が探していたのでは、焼き鳥やとか居酒屋なので、6時頃はまだ準備中ばかりでした。たぶん、宿から流れてくる2次回の客目当てなのかなぁ・・・
仕方なく、いったん戻ったあと、今度は車でコンビニへ。
ビールは3缶買いましたが、私の胃袋は、この程度で十分。だから宿のご飯を食べると、苦しくて眠れなくなるし、朝ごはんが食べられなくなるのですww
でも、ご飯の前にひとっぷろ♪
履いてきたスリッパは、ここで紫外線にあてて消毒ができます。
夕食を食べる時間なので、ほぼ独泉でした。画像は朝風呂で撮ったものです。朝も独泉でした(*^^)v
大きな浴槽が、無色透明の白銀の湯。左には表記も成分表もありませんでした。でも、金っ気は左の小さな浴槽の方が強く、硫化水素臭もありました。
白銀の湯は、循環ろ過をしているせいか、塩素臭を感じます。
こちらは黄金の湯です。どちらもメタケイサンが入っていますが、こちらの方が多いようです。
浴室内には、16時から23時の間利用できるサウナがありました。当然、水風呂もありますが、水温が20度前後の感じなので、普通の浴槽との交互浴もできます。
私がお風呂に入ったのが19時頃。ここからサウナに入ると、12分を3セット、間にクールダウンが入りますから、1時間近くかかってしまいます。
空きっ腹のままはマズイと思ったので、温泉と水風呂の交互浴にしました。
この日歩いた歩数が1万歩前後。およそ7km。普通のスニーカーを履いていたので、下り坂では、つま先が靴の前にあたってしまい、痛くなってしまいました。
で、体内からアルコール消毒をし、早めに就寝しました。