50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

女体山の霊水をいただきにワンコとドライブ

このブログのカテゴリの中に「犬連れ」というのがあります。そこに登場していたのが

我が家のアトムとレオ。

 

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

2人とも、ことしの6月で15歳を迎えるのですが・・・今年、2月くらいから元気がなくなってしまったアトム。診察を受けるも、元々悪かった目の影響ではないかと見過ごされ、3月24日にやっと見つかった癌。

 

脾臓の血管肉腫というもので、元々は脾臓にあった癌が、血管に転移し、さらに全身転移が始まっている状態。脾臓は、いつ破裂してもおかしくないくらいパンパンに腫れあがり、手術をしても予後が悪いということでした。

 

例え手術をして、一時的に回復したかに見えても、また同じ苦しみが直ぐにも襲ってくる・・・それを承知で家族から引き離し、怖い思いや苦しい思いをさせたくはない。そう思って、今は対処療法をとっています。

 

で、そんなアトムとレオを連れて、車で15分ほどの女体山に、霊水をいただきにいってきました。

 

これね、夫の車です。軽自動車ですが、助手席はワンコ様専用シートです(笑)それぞれにテーブルがついていて、おやつを食べることができますww

 

 

元々、このあたりは金が採れた場所です。下を流れる武茂川は、砂金の採掘が盛んでした。奈良の東大寺大仏は、武茂で採れた金で、最初は装飾されていたとか。

 

日本で一番古い金の採掘現場が、武茂川流域にある健武という地域です。

 

そして、この女体山にも、ゴールドラッシュがあったと伝わっています。

 

下に見える民家が、この山の最後の家のようです。霊水の場所より上には、民家はありませんでした。

 

400m前後の女体山ですが、このあたりは頂上に近い場所です。

 

ほほえみ地蔵とある下の看板の、さらに左下にある黒っぽい塊がほほえみ地蔵です。良く見ないと、お地蔵さまとは判別しにくくてww 右側にある賽銭箱に、協力金を少々投入。

 

山を少し登ってみました。

赤い前掛けをしてるのが、首無し地蔵の本体です。なぜ、首がないのか・・・調べてみましたが、不明です。町の観光ガイドにも、まったく触れられていません。

 

何があったのでしょうか・・・

 

こうして「犬連れ」カテゴリに登場するのも、最後になってしまうかもしれないアトム。飼い主の勝手で、寿命が数か月縮まってしまっても、家族で普通の毎日を過ごそうと決めてしまったことが、アトムにとって良かったのかどうか。。

 

痛みや苦しみがない状態で旅立ってくれれば、それが最高にありがたいことだと思っています。

 

余命2週間から1か月と言われていましたが、幸いなことに、今日2か月目に突入しました。平穏な、普通の毎日が続きますようにと、毎日毎日思っています。

 

こうして、アトムはお別れをする時間をくれているんだと思うと、感謝しかない毎日です。