50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

1人時間を注入!片道120キロの大塩温泉で独泉堪能♪

9連休中の私ですが、ゆっくりできない私は、色々忙しい毎日を送っています。疲れたなぁと思ったら、1人時間の注入が必要!

 

ということで、前から行ってみたいと思っていた、奥会津の大塩温泉を目指しました。

 

 

大塩温泉共同浴場まで

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いつものように、白河から甲子温泉を抜け、会津下郷を通過。昭和村から金山町に至る県道とR400を進みます。この道路では、ところどころに集落があり、どこもみんな、The 会津といったたたずまいなのです。

 

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このルートは、前にサイダー温泉の梨木温泉せせらぎ荘にいったルートと同じです。せせらぎ荘も、金山町になります。

 

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

猛暑の関東平野から、台風の影響が残る奥会津。向かう金山町は、もう少し走ると新潟に入ります。

 

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このあたりの気温が24度(車載)ところどころ風も強く、車が煽られると感じる場所もありました。

 

金山町には、10年以上前に一度行ったことがあります。炭酸が湧く井戸があって、それを見たいと思ったからです。

 

夏場の炭酸水は美味しくないと聞いていたので、雪解け水で水量が増える5月頃に行った記憶があります。

 

その炭酸の湧く井戸の近くに、大塩温泉はありました。

 

大塩温泉共同浴場

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まるで誰かの家みたいでしょ!? シンとしてるし・・・最初は入って良いのかななんて、少し戸惑いました。でも、ここまで来て帰るわけにはいきません(;^_^A

 

玄関も小さくて、やっぱり個人の家のようでしたが…玄関正面の壁には、こんな案内が^^

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で、降りると↓

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金庫に300円を投入。タオルやボディーソープ、シャンプーは、1個100円です。

 

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ドアが開いている上に、電気がついてない…これはもしや独泉か(*^^)v

 

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お金は不要の貴重品ロッカーがあります。これは、とってもありがたいです!

 

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後はシンプルに、脱衣籠と洗面台が1か所。ドライヤーはありますが、それ以外のアメニティは、当然ありません。

 

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浴室内は、固形石鹸はありました。シャワーのお湯は、石油のボイラーを使っているそうですが、湯温が上がらず、やや冷たい(;´・ω・)

 

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少し青みがかった赤茶色の湯です。しばらく誰も入っていなかったらしく、お湯の表面にはカルシウムの膜が張っているところがありました。

 

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カルシウム、マグネシウムカリウム、ナトリウムが多く、鉄分があるため、こんな素敵な堆積物が♪

 

湯舟の広さは、5人前後がゆったり入れるくらいです。

 

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ソーシャルディスタンスを意識すると、2人が限界の露天風呂です。網を張ってくれているので、アブとの格闘は回避できます。

 

下を流れるのは只見川。もう少し上流にいくと、只見ダムがあります。

 

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浴室の壁に貼ってありました。メタケイ酸も多くて、確かに美人の湯ですね^^

 

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この時期、最適な湯温です! 私は1時間半も、苦も無く独泉を楽しむことができました。冬は、加温されます。

 

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8帖ほどの休憩室もあります。手前の自動販売機では、天然の炭酸水も売ってました。これらの備品は、全て寄付で賄われているようです。

 

1年間使用可能なパスポート(協力金)が1万円ですから、自宅のお風呂に入らず、大塩温泉に来たほうが断然安いですよね。ただし、地元ならの話ですが(笑)

 

ランチ難民でした

コンビニも食堂らしきものも無い道を走ってきました。大塩温泉に着いたのが、午前11時半くらいです。1時間半もお風呂に入ったこともあり、お腹ペコペコ(''◇'')ゞ

 

いったん金谷町の中心部と思われる会津川口駅周辺まで戻ってみて知りました。この前、奥会津と西会津に旅した時に寄った場所が、すぐ近くだったことに。

 

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

大志集落が、ここから1キロも行かない場所だったなんて・・・

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近いとは思ってましたが…あの時、大塩温泉まで足を延ばしていたら、今日は違う温泉を楽しめていたかもと、チョッとだけ後悔しました(-_-;)

 

R252沿いにある、道の駅かなやまで貰ったパンフレットが、大塩温泉への案内だったのです。同じ金山町の中なので、近いだろうなとはこの時も思ったのです。

 

でも、この日は、まだまだ行く場所があり…特に大山砥神社が難関だったので←言い訳です(苦笑)まぁ、これもご縁です!

 

やっと見つけた食堂で、ランチにありつけました。

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只見線のパンフレットにも載っていた、おふくろというお店です。名物は。カツカレーミックスラーメンのようですが、これを食べたら、私は夕ご飯を食べられなくなるということで、醤油ラーメンをお願いしました。

 

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なんとなく懐かしい感じでしょう(笑) チャーシューも臭くなくて、美味しかったです。麺は会津ラーメン的な、太麺の手もみ麺。スープは、見た目より、少し塩味がきつく感じました。

 

でも、相対的には美味しラーメンです。550円というのも、今どきリーズナブル。

 

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店内も、食堂!という感じで、落ち着くぅ~♪

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でも、あちこちの壁一面、色紙だらけです(◎_◎;)

 

帰り道

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最後の寄り道が、道の駅たじまでした。帰りは、白河に抜けずに、塩原を通りました。

 

下郷を抜ける道は、すれ違いに気を付かうような狭い場所が多く、思ったより時間がかかります。R400をそのまま田島方面に抜けると、道も比較的よくて走りやすく、思った以上に早い気がします。

 

ただ、奥会津や西会津で見られる、会津らしい家々は、南会津では極端に少なくなる印象があります。まぁ、仕方がないですが^^;

 

この休みの間に、もう一か所くらい行ければいいなぁと模索しています(笑)