50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

GO TO利用!群馬県沢渡温泉一人旅♪「お湯は最高!ご飯は・・・」

10月10日晴れの得意日に、群馬県沢渡温泉に行ってきました。

 

  

GO TOを利用して、前に雑誌でみた「まるほん旅館」さんの予約が取れたこと、いつもいく四万温泉が、JR東日本のCMの影響で人が多いだろうと思ったからです。

 

でも、晴れの得意日のはずが、台風の影響で1日目は雨。日光いろは坂を超え、奥日光湯元温泉で分岐する金精峠を通って、群馬県に入りました。

 

紅葉はまだ始まったばかりの様子でしたが、雨のせいで車がかなり少なかったのが、ありがたかったです。

 

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沢渡温泉への道中「ちょっと寄り道」

 金精峠で片品に入ったころには、もうお腹が空いていました。朝から、コーヒー1杯飲んだだけで、トイレ休憩以外は無しで走りっぱなしでしたから。

 

最初に目に入った蕎麦屋さんで、ランチ♪

 

ランチタイムなのに、お客は私一人だし、大丈夫かなぁと不安でしたが、入ってしまったからには仕方がないと覚悟を決めました!

 

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注文したのは、天ざるそば。

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蕎麦がまずくても、てんぷらの勢いで食べられるとか思ったのですが、大変失礼な思考でした(;^_^A

 

蕎麦も、てんぷらも、美味しゅうございました。特に、海老天の上げ方が最高です!

 

満腹になったところで、今度は温泉に寄り道。見つけた看板は、老神温泉です。道路標識で見たことは何度もありましたが、行ったことはなかったので、さっそく左折。

 

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ここから先なのですが、道が細い上りのクネクネ道でした。日帰り専門らしい場所は、その一番奥にありました。

 

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内湯、露天の泡ぶろ、屋根付き露天風呂がありました。お湯に浮かんでいる白いものは、温泉成分の湯花ですという張り紙がありましたが、この日は湯花はありませんでした。

 

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ナトリウム多めの硫化水素泉です。無味無臭。ph8.4のややアルカリの温泉でした。噴出温度41.5度とありますが、内湯はもう少し高い感じがしたのですが・・・

 

この時期は、少し熱めのお湯が好きな私には、適温でした。しかも人が少なくて、とっても嬉しい寄り道でした。

 

沢渡温泉

沢渡温泉は、四万温泉に向かう途中を左折して橋を渡ります。しばらくすると、右側に看板があるので、再び川を渡りました。

 

この川向うの一角だけが、沢渡温泉になり、10分も歩けば端から端まで行けそうな距離です。

実際、歩いてみた風景です。

 

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まるほん旅館さんの隣にある、共同浴場です。本来はまるほん旅館さんに宿泊すると、無料で入れる特典があるのですが、コロナ禍でそのサービスは無しでした。

 

楽しみにしていったのに、残念です。。

 

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そのまま坂を下って、川の近くから下ってきた坂を撮りました。一番奥に見える茶色っぽい壁の建物が、まるほん旅館さんです。

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沢渡のマンホールです。というか、中之条町のマンホールなんでしょうね。

 

まるほん旅館の部屋

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駐車場は、玄関前と黒と軽自動車の右隣り、あとは道路を挟んだ向かい側にもありました。玄関を入ると、左手が下駄箱、正面がチェックインカウンターでした。

 

案内された部屋は、すでに布団も敷いてありました。

 

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トイレ付きです。

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なんの変哲もない、浴衣と半纏。

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窓際の右手に洗面台。

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窓際左手は空の小型冷蔵庫とコップなど。

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テーブルの上。

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エアコンがついているので、温度調節は自分の好みでできます。ただ、座椅子がなかったので、テーブルの先にあるテレビを見るのが苦痛でした(笑)

 

部屋からの眺めです。

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先に見える看板のある建物が、お饅頭屋さんです。名物というキビ大福をお土産にいただきました。味は・・・私的には甘すぎですww

 

まるほん旅館さんのお風呂

元々銀行員だったオーナーさんが、ここのお湯に惚れこみ、旅館を買い取ってリニューアルしたのが、この風呂だと、以前雑誌でみたことがありました。

 

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お風呂?じゃありません。浴室に降りていく前の休憩所です(笑)木の香りと間接照明で、癒される空間です。

 

ここから階段をおります。

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画像だとちょっと急な階段に見えますが、それほどでもありません。ただ、あちこち階段が多い建物なので、決してバリアフリーは意識していないことが分かります。

 

女性用のお風呂は・・・

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この扉を開けて、いったんチラっと外にでた先にありました。

 

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一瞬間違ってしまったのかと思ったくらいですww

 

扉を開けると、右手が洗面台。

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左手は脱衣所ですが、浴室との仕切りはありませんでした。

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アメニティは、シャンプー、リンス、ボディーソープです。

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そして、デザイナーさんの手によるお風呂。

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って、ピンボケじゃん!!!

 

奥の平らな部分に腰掛ければ、半身浴。右の少し上がっている部分に背中を当てれば、寝湯にもなります。

 

通常は、男性用として使われているお風呂とは、時間で入れ替えになります。

こちらは、19:30~21:00と、6:00~7」:00は、こちらのお風呂が男性用になります。

 

ということで、夕食後19:30~21:00の時間を狙って、大浴場を独泉させていただきました^^

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この階段を降りて進みます。階段の幅は20㎝くらい。酔っぱらって踏み外すという危険は避けたいところです。

 

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再び、浴室に降りる階段です。ねっ!?階段だらけでしょww

 

階段を降りる前に上から撮った左下の大きな方の浴槽です。

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こちらは右下の小さな浴槽。

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降りた両端が脱衣所ですが、やはり浴室と脱衣所の仕切りはありませんでした。

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大きな浴槽の湯の注ぎ口。

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石と石の隙間から、温泉が湧きだしてきます。

 

小さな浴槽の注ぎ口です。

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温泉成分がビッシリですね・・・嬉しい♪

 

白い湯の花が、沢山湯舟を泳いでいました。

 

沢渡温泉の泉質

沢渡温泉の泉質は、別名「一浴玉肌」ともいわれる極上の美肌の湯です。単純にいうと、カルシウム・ナトリウム硫酸苑・塩化物温泉で、無色透明の湯です。

 

しかし、50年以上前に降った雨が、地中をさまよい、様々なミネラルを取り込んだあと、温泉となって湧き出しているという特徴があります。

 

若山牧水や、江戸時代後期の蘭学者高野長英らにも愛され、800年以上も前から湯治場として人気のあった温泉です。

 

まるほん旅館さんの食事

GO TOって、期待しちゃったりしませんか?通常18000円の宿に、3割引きで泊っても、食事は18000円に見合う食事が出されるはずだ!って。

 

そういう旅館やホテルも、当然多いでしょうが・・・

 

夕食

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食事処での食事です。一人で泊っている人が、私を含め4人だったので、小さな部屋で同じ方向を向いて、それぞれの角にテーブルが用意されていました。

 

四角い木の容器は、蒸し料理です。なんとも表現できない料理と、冷たいてんぷら、アユ、チーズが溶けた茶わん蒸にはビックリしました(笑)

 

全ては私の主観ですし、お風呂は絶品ですから、気にしないでくださいね^^

 

朝ごはん

同じ場所、同じテーブルで朝ごはんです。

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逆に普通で、美味しかったです(笑)

 

食事処へ続く廊下です。

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昔懐かしい感じがしませんか?突き当りの右側のドアを開けると、家族連れやカップルは、この右側の窓のある部屋に案内されます。

 

一人旅の人たちは、正面の白い壁の向こう側になります。

 

沢渡温泉からの帰り道

いただきました! 地域限定クーポン!!

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近くに使えるところがなくても、コンビニや道の駅、高速のサービスエリアなどでも使えます。

 

最初に向かったのが奥四万湖です。久しぶりだなぁと思いながら、沢渡温泉から30分ほどのドライブです。

 

10時前には着いたのですが、駐車場がないくらいの人の多さです。もっとも、駐車場もかなり少ないのですが・・・前は、誰もいないくらだったのに。。

さすが、吉永小百合さんの効果はすごい!!

 

で、奥四万湖です。

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あれ!? 四万ブルーじゃない(´;ω;`)ウゥゥ

 

前は、こんなんでした↓

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なぜ?と思って調べてみたら、四万ブルーになるのは、雪解けから5月くらいまでだそうです。この四万ブルーを撮ったのは、5月連休直後の、初めての一人旅の時でした。

 

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

この後、来た道を戻って中之条ガーデンズへ。ここは、花桃の時期に一度来たいと思っていたのですが、今は秋バラのシーズンということで寄ってみました。

 

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でも、前日の雨にたたかれたバラは、しょんぼりした様子。

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元気だったのはこちら↓

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アゲラタムといいます。カッコウアザミカのムラサキカッコウアザミです。白いのも少しだけありました。

 

いただいたクーポン券で、地ビール大人買いしようと、向かったのは八ッ場ダムの道の駅です。前はこんなに人がいなかったのにというほどの、身動きが取れないほどの人でした。

 

八ッ場ダムは、2019年の台風19号直前に完成し、翌年の満水を目指して試験的に水をため始めた矢先に、19号の豪雨にあい、首都圏に流れ込むはずだった水を止めたということで、華々しいデビューを飾りました。

 

道の駅から橋を渡った左側です。

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こちらは、反対の右側です。

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何度か八ッ場ダムの建設途中の様子をみてきました。

橋の左側の風景です。

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こちらは、右側の風景です。

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建設途中の八ッ場ダム予定地は、まだ下の道路が通れたので、はるか上にかかる橋を見上げたこともありました。

 

そのころの工事の風景です。

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個人的には、ダムをつくって自然を壊すよりは、人が自分の命を自分で守る行動をすべきだとは思っています。

 

まとめ

走った距離。

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片道200キロ前後というのが、出かけた感もあり、疲れずにドライブを楽しめる最適な距離だと、今の私は思っています。

 

そして、沢渡のあのお湯には、ぜひもう一度入りたい!と、共同浴場に日帰りで立ち寄れる日を夢見ています♪