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磯部館さんの朝ごはん
磯部館さんの宿泊プランを、朝食付きにしていたので、お願いした7時半を待ちます。普通なら、先に朝風呂なのですが、朝食を食べた後にお風呂に入ると、体力を使うせいか、胃の重さが軽減されます。だから、ご飯を食べてから朝風呂に入ることにしました。
上の写真に、ご飯とお味噌汁がつきます。湯豆腐は、磯部温泉名物で、温泉水と水を1:1で合わせたものだそうです。火をつけて暫くすると、お豆腐を一回ひっくり返してから右下のつゆで食べ始めてくださいと言われます。
こんな風に、お豆腐は少し溶けています。
こちらは、お豆腐を茹でた汁です。熱いうちに飲んでくださいとのこと。なんでも、胃の薬になるそうです。飲み干しましたが、塩辛い味の豆乳でした(^▽^;)
温泉卵に出汁がかかっていなかったけど、これって普通? 湯豆腐や茶碗蒸しまであったので、ご飯一膳をなんとか完食(*^^)v
食事中、女将さんがテーブルを回ってお声がけくださいました。女将さん?大女将さんかも?? 「ゆっくりなさってくださいね」のお言葉に甘えて、9時45分まで部屋でノンビリ♪
みなさん、食事が終わると早々にチェックアウトする人が多いせいか、食事後の朝風呂は終始独泉。良いことづくめでした( ̄▽ ̄)
磯部温泉恵みの湯
磯部温泉の源泉になっているのが、このめぐみの湯です。10時開店ですが、地元の方たちが10名くらい並んで待っていました。
私はここで、この日のメインイベント「砂塩風呂」を10時から予約していました。温泉に入る入らないは関係なく、入館料と塩砂風呂の料金を払います。なので、520円と2540円の支払いになります。
塩砂風呂は地下1階にあります。階段を下りて向かいます。
入り口を開けると、少し熱気を感じました。
簡単なカウンセリングの後に提供された、クマザサ茶です。発汗に必要なため、出来るだけ全部飲んでくださいとのこと。磯部旅館さんで朝食をいただいた後なので、飲み干すまでに時間がかかってしまいました(^▽^;)
この後は、写真撮影禁止とあったので画像はありません。公式ホームページを参考にしてください。
マグカップのお茶を飲み終わると、いよいよ塩砂風呂に案内されます。下着を付けない状態で、浴衣を着用します。帯はありませんので、押さえて歩く感じです。
指定された塩砂風呂に横たわります。シャワーキャップのようなものはないので、髪もそのままです。ロングの人は、出来るだけ髪を上にして、砂を被らないようにするみたいです。
スタッフの方がきて、砂を身体に乗せてくれます。足→腕→お腹の順ですが、お腹の上に砂が乗った状態は、とっても息苦しく感じました。
サウナとは全然違う暑さです。5分経つと、顔を霧吹きで水をかけてくれて、冷たい水で絞ったタオルで拭き取ってくれます。それがとっても気持ち良くて・・・もっと!と言いたくなるくらいでした( ´艸`)
塩砂風呂の目安は10分から15分。2回目に顔に霧吹きをしてくれたタイミングで、出ますとお願いしました。
塩砂風呂を出ると、浴衣は指定されたボックスへ入れます。そしてシャワーを浴びて砂を落とした後に、違う浴衣に着替えます。帯はありますが、緩めにというのがポイントです。
そして、塩砂風呂の本番はここからです!
オットマン付きの椅子に座り、全身をタオルで包まれます。早速出てくるのが、ほうじ茶とお茶請けの磯部せんべいと梅干し。
最初のほうじ茶が空になる前に、熱いローズヒップティ。こちらは、熱いうちに飲んでくださいとの指示。
ローズヒップティを飲み終わると、風邪に効果があるというお茶(名前を忘れました)3敗目は、そば茶。その間も、どんどん飲んでくださいと、ほうじ茶は常に補充されます。
サウナに入っても、首から上は余り汗をかかない私ですが、この日はスゴイ量の汗が流れました。塩砂風呂から始まって、2時間ほどを、ただただ汗を流すことに費やします。
終わったあと、タオルをとっていただいた時は、浴衣がヒンヤリと重く感じました。常連さんは、この段階で入浴はせずに帰るそうです。
汗の最初は、塩分や埃などがありますが、その後は自分のミネラルで自分に膜を作っている状態なのだそうです。ただ、サウナのような「整う」という感じはありません。デトックスということなら、断然塩砂風呂を推します。
せっかく入館料を払ったので、貧乏性の私は温泉にも浸かってみることにしました。1日目の記事にも書きましたが、宿とは同じ源泉なのに、泉質が全然違って感じました。
こちらは、中性高張性高温泉とあります。湯の色も、少し白みがかっていました。
ここでもラーメンです( ´艸`) 温泉施設のラーメンなので、味は言わずもがなですが、500円は有難いです!
少林山達磨寺
高崎だるまとも言われる、縁起達磨発祥のお寺さんです。少林山達磨寺は、禅宗のお寺さんで、黄檗宗(おうばくしゅう)という宗派に属しています。
ナビで駐車場と指定したら、着いたのは本堂の裏側でした。
どうせなら、本来の参道をここまで歩きたいと思い、いったん下におりました。
こちらが正門です。
遠くに人が見える場所が、本堂のある場所より一つ下のところです。
階段の最後、上には鐘撞堂がありました。
苔むしたこちらの手水舎で、手を洗います。そして、本堂への階段を登ります。
こちらが本堂です。
本堂とは反対側の景色です。
こちらは、本堂より少し下にある観音堂です。この下の階段を下って、御朱印をいただきにいきました。
瑞雲閣という建物で御朱印をいただくのですが、ここで初めての体験をしました。
まず、御朱印といういつもの看板がありません。代わりに「納経印」と書かれていました。
御朱印とは、元々写経した経巻を奉納したことの証として授かることが前提のものです。なので、写経をしてくださいと、筆ペンとなぞり書きができる写経用の紙を渡されます。
用紙には「願い事」「名前」「日付」を書く場所があり、私は願い事に家内安全と書きました。
なぞったのは、摩訶般若波羅蜜多だけです。書き終わって提出すると、名前を確認され、達磨太子の仏像の前で、私の願い事を唱えてくださいます。
終わると、お布施はいくらでもかまいませんとのことでしたので、私は500円を納めさせていただきました。
この写経が楽しくて、さっそくなぞり書きができるお手本付きの簡単写経セットを買っちゃいました( ´艸`)
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来年正月明けくらいに届く予定なので、さっそく始めてみたいと思います。
出流原弁天池湧水(栃木県佐野市)
同じ道を通って帰るのが大嫌いな私は、佐野にある出流原弁天池湧水に寄って帰ることにしました。
達磨寺を出た段階で午後2時。下道を通ると、弁天池まで2時間かかってしまいます。日没になってから到着してもイマイチなので、今回だけ高速道路を利用しました。走行距離はほぼ60km。
まずは弁財天にお参りをします。また階段だぁ(-_-;)
こちらも、筧づくりですね(⌒∇⌒)
黙々と登りますww
弁財天の建物正面からの風景。見える池は弁天池ではありません。湧水を利用した釣り堀池です。
こちらが弁財天の正面です。お賽銭を10円ほど・・・( ´艸`)
下りると、花手水舎がありました。
これは、弁天池を守る涌釜神社のものと思われます。
そしてこちらが弁天池湧水。
咲いているピンクの花は、ヒメツルソバという花だそうです。
光の反射で見えませんが、肉眼だと、鴨の足の動きまでハッキリ見ることができます。透明すぎて、遠近感が掴めないくらいです。
こちらの湧水は、環境庁が指定する名水百選にも選ばれています。
この日、家に帰ったのが夕方6時半。今年最後の満月、クールムーンが奇麗でした。2日目の走行距離182キロ。2日間合わせて355キロ。あちこち寄り道して時間がかかったせいか、もっと走ったような気がしていましたが、そうでもないですね( ´艸`)
これで今年の一人旅・温泉とも終了です。また来年、沢山の山に登り、沢山の温泉に入り、沢山の一人旅ができると良いな・・・
いつも読んでくださっている皆様、ありがとうございます。良いお年をお迎えください。