福島県南会津町 田代山 1926m 3時間43分(内休憩45分)
前回の尺丈山がチョッと物足りなかったので、次に選んだのがこの田代山。もう花の季節は終わって、草紅葉の時期かなとは思ったのですが、一度は登ってみたかったのでトライしました。
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田代山登山
田代山は南会津町にある湯ノ花温泉の先です。栗山村まで抜ける県道ですが、今は崖崩れが放置されていて、田代山登山道入り口の猿倉登山口までしか行けません。しかも登山口までは殆どが未舗装の狭い道です。木曜日に洗車した私の車が、埃まみれになっちゃいました(;^_^A
駐車場は2か所ありました。手前側にトイレもあります。どちらも15~20台前後停められる広さがありましたが、到着した10時頃にはほぼ満車でした(;^_^A
ここから2時間、(2㎞なのに)とあったので、覚悟が必要な登山道だろうという気がしたのですが・・(;^_^A
この川を渡って左の向かいます。
で、直ぐにこんなんww しかも、これが湿原まで続きます。ずっと階段!階段じゃない登山道は、全部合わせても100メートルくらい。。もちろん、湿原は木道ですがww
作ってくれた人も、とっても大変だったと思いますが、階段を登るのって坂道よりキツイです(^▽^;)
途中で見上げた木は、上の方がかすかに赤く色づいてました。
赤いのはドウダンです。
途中の休憩場所で、夫はご夫婦で登っている登山者の奥さんから梨をいただいて喜んでいました。
休憩所で出会った73歳と80歳の地元のおじさん2人は、毎日登っているそうです。鹿の被害を調査したり、熊の出没具合を調べるのが仕事だそうです。散弾銃を背負って上がってました。
この時期の熊は、好物のドングリを食べながら、冬眠を前に身体を乾かすのが日課だそうで、昼間は木の上にベッドを作ってそれをしているそうです。だから、木の上を見ながら歩くんですって。
上に行くと、熊が好きなどんぐりなどの木が無くなるので、その辺りで折り返すそうですが、それにしても(◎_◎;)
小田代原湿原(こたしろしつげん)手前です。
画像左側にこんもり見えるのが田代山山頂方面です。たった500mですが、これがキツイのなんのってww ここまでもキツカったけど(-_-;)
最後の難関の手前から。
こんなところを上がりますww
やっとここから田代湿原が始まります(*^^)v
何もない、秋の始まりの田代湿原です。
でも、木道に間にはコケや赤く色づいた葉が(⌒∇⌒)
私たちの後から来た登山グループは、木賊温泉(とくさおんせん)の方に行きました。もしかしたら、田代山を下るよりは距離があってもなだらかなのかなと思いましたが、12kmだものねぇ(^▽^;)
振り返ると地平線・・・すぐそこだけど( ´艸`)
逆光なので上手く色がでませんが、低木の松の間に、真っ赤なドウダンが目立ちます。
草も色が変わっていく途中にあって、緑、黄色、オレンジと美しい風景を見せてくれます。
帝釈山に向かう登山道の分岐に、避難所とトイレがあります。
トイレは1回100円。寄付となっていますが、ここまで来てお掃除もしてくださって、備品も補充してくださる人がいるんですもの、入れないなんてことは許されないと思いませんか?!
建物の裏で休憩したり、ご飯を食べたりするためのベンチがあります。ここからは、戻りのルートを辿って下山します。
白いのがコケです。コケもじっくり見ると、きっと色々あって楽しいのでしょうね^^
この低木帯を抜けると、また田代湿原にでて、その後は、あの階段を下りていくのです(´;ω;`)ウゥゥ
下山した時には、膝がガクガクでした。でも、転んだら大けがになるかもしれないと思い、一段一段確認しながら降りてきました。今日は太ももが筋肉痛ですww でも、次の日に出るんだから、まだまだ大丈夫( ´艸`)
湯ノ花温泉「弘法の湯」
洗い場がここしかないので、下山後はここ一択です。
今年の5月に、温泉に入ることを目的に湯ノ花温泉に来て、その時が丁度山開きだったのです。
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この時は、混浴の2か所を避けて、男女別の2か所に入りました。熱めのお湯という印象だったのですが、今回は43度前後かと思える湯加減で、さほど熱くはありませんでした。
シャッキリとする単純泉ですが、思いのほかメタケイサンが多い美肌の湯です(*^^)v
出たり入ったりを数回繰り返し、最後に立ち上がった時には、足に力が入らないような感じで焦りました。今の私は、この田代山が限界なんだなぁと実感です。
まとめ
やっぱり登山の後の温泉は、サイコーです。今日は筋肉痛でヨレヨレですが、また天気の良い週末にはどこかに登る気満々です(笑)