50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

低山ハイキング 茨城県日立市「竪破山(たつわれやま)」と日帰り温泉 茨城県常陸太田市「横川温泉中野屋旅館」

2月17日、温かくて風もなく静かな日だったので、念願の竪破山に行ってきました。土曜日でしたし、人気の山なので、登る人、下りる人、色々な人との一期一会もあって、山は楽しいです(⌒∇⌒)

 

 

低山ハイキング 茨城県日立市「竪破山」

私が歩いたのは、右側から進む経路でした。

 

駐車場にあった案内看板です。私は頂上手前にある黒前神社の鳥居をくぐって頂上を目指します。駐車スペースは思ったより広くて、丁寧に駐車すると20台くらいは停められそうです。ただ、ここの車での道が、林道のような細い砂利道だったりするので、少し不安になりました。

 

ここの駐車場近辺は、気温があがると、大量の虻に襲われるそうです。寒い時期の登山がベストのようですね。

 

駐車スペースにはトイレもあります。

使えるのかな?と心配でしたが、使えました(⌒∇⌒) 

 

渇水期の今、水は流れません(;^_^A

 

個室のドアを開けると、どなたかが汲み置いてくださった水がバケツに入っていたので、使わせていただきました。

 

ちなみに、川から水を汲むというのは、この川です。トイレの前を流れています。他の方のブログを拝見すると、1年中、トイレの水は流れないみたいですが。。

 

さて、スッキリしたところで登山開始です!

 

駐車場から進むと、直ぐに登山道の看板がある場所に着きます。ここを私は右に進路を取りましたが、戻りは左側の鎖が張られた場所に辿り着きました。右回りをするなら、この鎖を跨いで進めば良いみたいです。

 

ここから入っていきます。

 

何の碑なのか、文字も消えていて読めません。この竪破山は、奇岩が多いことで知られていますが、それらを総称して「三滝七奇石」と呼ばれ、水戸光圀公の命名だそうです。

 

最近、水戸光圀公の出現率が高いのだが(^▽^;)

ohitorisama-onsen.hatenablog.com

 

登山道にも大きな石が多く見受けられます。ただ、小さめの石よりは歩きやすいです。

 

不動石…以前は、石の上に不動明王が祀られていたのだとか。この石は、黒前神社の祭神が浜降りの時、神輿の休憩場所として使われたと説明板には記載されています。

 

烏帽子岩・・・確かに烏帽子にみえます(⌒∇⌒)

 

烏帽子岩を過ぎたあたりから、登山道が階段状になってきました。

 

畳石・・・苔むした岩がそうでしょうか。。

 

黒前神社参拝者は、ここで手を洗い清めるようにと書いてはありますが、水が流れていませんでした。

 

登山道の正面に現れた東屋? お墓? 碑? ここは、登山道の正面、やや下側にあります。右を見ると、鳥居がありました。

 

私は、鳥居をくぐって階段を進みます。

 

登っていくと、この先は登山道のT字路です。

 

右に進路をとり、黒前神社に参拝します。

 

神社の手前にあった甲石(かぶといし) 1688年以前は、竪破和光石とも呼ばれ、薬師如来が隠されている石として、信仰を集めていましたとあります。仏教蜀の強い竪破和光石という名を、甲石に改名したのも、水戸光圀公だったあります。

 

青木の赤い実が、花の少ないこの時期には映えますね(⌒∇⌒)

 

どうやら、奥の院があるらしいということで登ります。ここを登らないと、竪破山の頂上に行くことができないという事情もありますが( ´艸`)

 

到着!ここから、建物の右側にある看板に沿って、頂上と胎内石を目指します。

 

登頂成功(*^^)v

 

この竪破山は、ここまでの道のりで眺望はありませんでした。この頂上も同じように見晴らしが良いわけではありませんが、代わりに展望台があります。

 

高所恐怖症の私は、展望台に登ってまで景色を楽しむ気はありませんww なので、登らす、ここでランチ休憩としました。

 

頂上の三角点とへちゃ(=^・^=)

 

私の登山時のお昼ご飯は、いつも同じです。バナナ・エネルギー補給用のゼリー・おにぎり・お汁粉。作ってきたおにぎりが大きくて、バナナは食べられませんでした(笑)

 

一休み後、胎内石に向かいます。

 

虎ロープに捕まりながら、石と石の間を下りていきます。そして、先にある白い案内看板に従って、さらに下りていくようです。

 

ん・・・だから?って言いたくなりましたww

 

来た道を戻ったのですが、途中で右側に伸びる踏み跡を、クマザサの中に発見しました。そちらに進路を取ると、展望台の数メートル下を通って、奥の院と展望台の中間あたりにでました(*^^)v

 

階段を上がって辿り着いた登山道のT字路を通過し進むと、道は細いけどなだらかで歩きやすくなってきました。

 

竪破山のシンボルともいうべき、太刀割石です。八幡太郎義家が、黄金の刀を一振りしてこの石を切ったのだとか。この命名も水戸光圀公なんだとか。。また、この太刀割が山の名である竪破山になったとも言われています。

 

さらに、この太刀割石は、鬼滅の刃の聖地巡礼の場所としても人気だそうです。私は映画を観たことはありませんが、主人公の炭次郎が鱗滝の修行の最後で、大岩を切るシーンがあるそうですね。その切られた大岩のリアルが、太刀割石だと話題になっていたそうです。

 

神楽石に行きましょう。

 

伐採地に入ってきました。一気に展望があけて、気持ちが良いです。

 

山々の先に霞むのは、太平洋でしょうか。

 

神楽石に向かうのですが、この案内板のところに、違う石がありました。

 

軍配石です。見渡したところ、これといった石もないので、たぶん、下の石を言うのかなと思い、写真に収めてきました。

 

神楽石の案内板、やたらと多いんだけど・・・もしかして推し??

 

左手に見える景色を眺めながら歩いていたら、うっかり登山道を見逃すところでした(;^_^A 左にも進めそうですが、実際はここから檜の林の中に入ります。

 

ほぼ、伐採された境界線近くを進むので、日が差して明るい登山道です。

 

上にあるのが、神楽石です。ここも、神輿が休憩した場所と言われています。

 

次は、奈々久良の滝に向かいます。それにしても、この記号はなんでしょうね? 1600の後のmと小さなⅽの文字?? ここから1600mだとは思えないけどなぁ…でも、160mはあり得ないし(-_-;)

 

登山道と林道の交差点にきました。滝ヘは、林道を横切る形で前に進みます。

 

虎ロープがあって、急な下りではありますが、虎ロープは道を示してくれるために設置してくださっただけのようです。

 

この石、奇岩ではありませんが、光が石を包み込んでいますね(◎_◎;) まるで、絹で織ったレースのカーテンのようです。

 

私も、自分で写真に撮ったときには、こんな風に撮れているとは、思いもしませんでした。

 

下山は、ここを左に歩いて駐車場に向かいます。が、せっかくなので、滝を見ていきたい私は、このまま直進します。

 

少し下ると、道が二つに分かれます。どちらも、伐採用の道路のようです。ここに案内板はありませんでしたが、私は左側の下りの道をチョイスしました。

 

しばらく下っていくと、ミツマタの蕾を発見しました。このあたりにだけ、20本前後のミツマタが群生していました。もう少ししたら、黄色の可愛い花が咲くことでしょう。

 

歩いてきた道は行き止まりとなり、右に曲がります。このあたりでは、滝の水の音が聞こえません。

 

さらに、右に曲がります。先ほどの案内板と、この案内板の距離は5mくらいです。

 

ありました! もしかしたら、渇水期で水がなく、滝が落ちてはいないのでは!?と危ぶむほど、直近まで滝の音がしませんでした。

 

この滝は、画像の上の岩肌から滑り落ちていて、二段の滝になっています。滝つぼも浅いので、元々水量が少ない滝のようですが、清廉な印象を持ちました。

 

さぁ!駐車場の戻りましょう。

 

帰り道は、こんな暗い杉林の中です。しかも、この後、駐車場に着くまで、案内看板は1枚もありません。1本道なので、迷う心配はありませんが、少し不安を感じます。

 

駐車場が見えた時は、ホッとしました(⌒∇⌒) 

 

日帰り温泉 常陸太田市「横川温泉中野屋旅館」

日立市や常陸太田市の帰りに、横川温泉という看板は目にしていたのですが、行ったことはありませんでした。この近辺の山に登って、近くの日帰り温泉を検索すると、毎回湯婆ばの妹がいる場所に案内されていたので、今回は自分で事前に調べて行ってきました。

 

横川温泉には、3つの旅館があります。その中で、一番大きな中野屋さんで日帰り温泉を受け入れてくださっています。その他のお宿では、現在日帰り温泉の受付は休止されているようです。

 

玄関を入り、フロントで500円をお支払いしたあと、玄関を横切る形で奥に進むと、案内板がありました。ここを左に曲がると、直ぐに温泉の暖簾があります。

 

 

宿泊施設なので、基本的なアメニティーは揃っていました。内風呂だけで、露天風呂はありません。源泉は18度。昔の看板には、横川鉱泉と書かれています。当然加温はされていますが、こちらの湯は自噴泉だそうで、ボーリングなどは行っていないそうです。

 

ホームページには、単純硫黄泉とありますが、香りはありません。ただ、アルカリ度がpH10を超えているのではないかというヌルトロな肌触りでした。

 

www.satomi-nakanoya.com

 

次は、どこに行こうかな(⌒∇⌒)