50歳からの温泉一人旅と60歳から始めた低山ハイキングの記録

50歳を過ぎてから温泉一人旅にハマり、60歳を過ぎて低山ハイキングの楽しさを知りました。山に登って温泉に浸かる醍醐味を知ったら、やめられませんって( ´艸`)

【街中散歩】栃木県大田原市黒羽地区part1

私が住む栃木県大田原市黒羽地区は、かつては黒羽町と言われた場所です。江戸時代には、栃木県北で一番大きな城下町として栄えた場所で、2万石の大名でした。

 

幕末には、幕府の海軍奉行や若年寄なども歴任。戊辰戦争の際は、新政府軍に味方したとあります。

 

豊臣秀吉について、小田原城攻めに参戦したり、徳川家康に味方して小山城の軍議に参加したりと、田舎の小藩ながら、時世を見る目を代々持っていた藩主だったようです。(世渡り上手ともいいますねww)

 

そんな黒羽に嫁に来て40数年が過ぎ、一度も街中を歩いたことが無いことに気が付きました。なので、天気も良かった3月15日に、街の1/4を歩いてみることにしました。

 

スタート地点は、大田原市役所黒羽出張所の近くにある「鮎の里公園」です。

公園の左側にある道路を下りて、川原に行ってみます。

 

対岸に見えるのが、高岩と言われる場所です。今日は、この先の橋を渡って、高岩の上にある高岩神社により、そこから川原を歩いて、再び橋を渡り、鮎の里公園に戻るコースです。

 

川原沿いには、しだれ桜が沢山植えられていて、次はぜひ桜の時期に歩きたいものだと思います。

 

この橋は、歩行者と自転車のみが通れる橋です。ここを渡って、対岸の道路にでます。

 

那珂川の上流には、雪を被った那須連山が見えます。この左手、下流側は、夏の花火の打ち上げ場所にもなっていて、橋からは花火が良く見えます。

 

道路に出たところです。ここを右に進みます。

 

この地域は、シャッターが下りた店&空き家が多く、殺風景にならないようにとの配慮でしょうか・・・こうしたシャッターアートが沢山あります。

 

黒板塀の大きなお屋敷なのですが、空き家です。

 

中を覗いちゃいました(;^_^A

 

お隣の空き地から見た、先ほどの空き家です。

 

こんな立派な蔵まであります。資本金さえあれば、リフォームして何かしら商売ができそうですよね(;^_^A

 

城下町だったせいか、立派なお寺さんが多くあります。

 

ここも蔵付きの大きなお宅ですが空き家です。

 

始めて高岩神社に参拝します(^▽^;) 鳥居をくぐって少し歩くと、左手に神社があります。

 

この神社の社を左手に見て、右側を通っていくと、先ほど出発時点で写真に撮った高岩に上に行くことができます。

 

こんな階段です。

 

高岩の上から、最初に写真を撮った対岸の河原を写してみました。

 

向こうに見える橋を渡って車に戻ります。高岩から川原に向かって下りていきます。

 

実はこの高岩付近、一見すると、水流が優しく見えるのですが、岩にぶつかった流れが下に潜り込んで激流となっているという危険な場所です。毎年、ここでは水難事故が多発しています。

 

大きな木・・・この木なんの木気になる木♪ですが、葉がでてくれば分かるはず( ´艸`) 木の後ろに見える坂を登って橋のたもとに出ます。

 

逆光で分かりづらいですが、先ほどを高岩を端から撮影しました。この高岩は、別名「ライオンキングの岩」とも言われています。川に突き出た突端の高い場所が、ライオンキングのシンバが咆哮をあげるシーンに似ているからだそうです。

 

松尾芭蕉が、奥の細道行脚に出発する前、13泊14日という時間を黒羽地区で過ごしました。これは、黒羽藩の家老が、芭蕉の弟子だったからだと言われています。

 

たぶん、黒羽に住む人にとっては、今も誇りなのでしょう。芭蕉の館など、展示館や句碑などが沢山あります(⌒∇⌒)

 

今回は、本当に家が密集している部分だけの、街中散歩黒羽地区1/4バージョンでした。気が向いたら、また歩いてみたいと思います。